アメリカの情報機関が世界各国で使われていた暗号機を製造する会社を秘密裏に所有し、各国の通信内容を解読していたとアメリカの有力紙が報じた。

これはアメリカの有力紙ワシントン・ポストが11日、入手したアメリカの情報機関CIAの内部文書などをもとに報じたもの。

記事によるとCIAとドイツの情報機関が、暗号機を製造するスイスの会社を1970年頃から秘密裏に所有し、このメーカーの暗号機を使っていた国の外交公電など秘匿性の高い情報を解読していたという。

解読した情報の中には、イランでアメリカ大使館が占拠された際のイランの宗教指導者の動きや、フォークランド紛争の際のアルゼンチン軍の動きなどが含まれていたとしている。

暗号機は日本を含む世界120か国以上に販売されていて、今も12か国以上が使っているという。

CIAは会社を売却した2018年まで、こうした行為を続けていたとされ、各国に波紋を広げそうだ。