新型コロナウイルスの感染が深刻なヨーロッパのイタリアでは、死者が4800人を超えた。公園への立ち入りが禁止され、病院では医療崩壊の懸念も高まっている。

イタリアでは感染者が5万3000人を超え、死者は1日で800人近く増えて4825人にのぼっている。これまでにイタリア全土で移動制限や商店の営業禁止措置が取られているが、いっこうに歯止めがかからず、政府は新たに21日から公園などへの立ち入りを禁止すると発表した。

一方、医療崩壊の懸念も高まっている。地元メディアによると、増え続ける感染者に対し、北部の病院ではベッドが足りていないほか、医療従事者の感染者数が全体の1割近くにのぼるという。医師や看護師が使うマスクなども不足していて、医療現場からは「私たちがどれだけ感染しているかも分からない」との声もあがっている。