アメリカのポンペオ国務長官は23日、アフガニスタンを電撃訪問した。アフガン政府内の対立を解消し、先月末の和平合意を進展させる狙いがあるものとみられる。

アフガニスタンでは、去年の大統領選挙の結果をめぐり、再選されたガニ大統領と次点で落選したアブドラ前行政長官の対立が深刻化している。

先月末のアメリカと反政府勢力タリバンの和平合意の進展にも影を落としていることから、ポンペオ国務長官がアフガニスタンを電撃訪問し、直接仲裁に入ったものとみられる。

一方、アフガン政府とタリバンは22日、和平合意のあと、初めてインターネット電話を通じて会談を行った。

アメリカのハリルザド・アフガン和平担当特別代表がツイッターで明らかにしたもので、両者は、懸案となっている捕虜の解放などについて協議したという。

ただ、捕虜解放の進め方をめぐっては、両者の意見の隔たりが大きく、今後、和平実現に向けた交渉が進展するかは不透明。