23日の米・ニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、新型コロナウイルスの感染拡大による景気悪化への懸念から、580ドルあまり値を下げて取引を終えている。

23日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、前の週の終値から582ドル05セント値を下げ、1万8591ドル93セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も18.84ポイント下げて6860.67で取引を終えている。

この日はアメリカの中央銀行にあたるFRB(=連邦準備制度理事会)が今月3度目の臨時会合を開き、新たな金融政策を決めた。大規模に国債などを買い入れて市場に大量の資金を供給する量的緩和策を当面、無制限で行うとした。

ただ、新型コロナウイルスを巡る懸念は根強く、朝方から売られる展開となった。

また、トランプ政権が打ち出した大規模な経済対策について野党・民主党の反対で議会と合意できず、企業などの支援に時間がかかるとの見方から売りが拡大し、一時960ドルあまり下げる場面もあった。

市場関係者は「経済対策の実行が遅れれば、さらに株価が下落する可能性もある」と話している。