新型コロナウイルスの影響で店舗の閉鎖などが続いているアメリカで、先週の失業保険の申請件数が過去最悪となった。

アメリカ労働省は26日、先週1週間の失業保険の申請件数は328万3000件で、前の週の11.6倍に急増したと発表した。これは1982年の69万5000件を大幅に更新し、過去最悪となった。新型コロナウイルスの影響で店舗などが閉鎖され、かなりの失業者が出ていたが、その規模が明らかになった形。労働省は、ほぼすべての州で影響がみられたとしている。

一方、FRB(=連邦準備制度理事会)のパウエル議長は26日、テレビ番組に出演し、「アメリカが景気後退に陥る可能性がある」と述べた。その上で、「ウイルスをより早く制御するほど、経済はより早く復活する」とし、「今年後半には、景気は持ち直すとみている」と話している。