アメリカのポンペオ国務長官は6月30日、国連の安全保障理事会で、「イランは世界で最も凶悪なテロリスト国家」と批判し、今年10月に解除されるイランへの武器の禁輸措置を、無期限で延長するよう訴えました。

ポンペオ国務長官「世界で最も凶悪なテロリスト国家への武器禁輸措置の期限が切れる。今からわずか4か月後にだ」

2015年のイランの核合意に基づき、国連安保理によるイランへの武器の禁輸措置は今年10月に解除されますが、トランプ政権は「解除すべきではない」として、無期限での延長を求めています。

ポンペオ長官は、30日にウェブ上で開かれた国連安保理の会合で、「イランが誠意を持って行動することは望めない」とし、禁輸措置が解除されればイランは自由に武器を売買し、「国際社会の平和と安全保障への脅威になる」と訴えました。

ただ、常任理事国の中国とロシアは反対の考えを示していて、禁輸措置の延長は難しい情勢です。