見舞客を装い去年10月、県立病院で入院患者から現金などを盗んだ罪に問われている男の初公判が開かれ、検察側は全国各地で同様の犯行に及んでいたと指摘しました。

窃盗の罪で起訴されているのは、住所不定・職業不詳の渋谷紀彦被告です。

起訴状などによりますと渋谷被告は去年10月、大分市の県立病院の病室で4人の入院患者から現金合わせておよそ12万6000円に加え、キャッシュカードや通帳など19点を盗んだ罪に問われています。

大分地裁で開かれたきょうの初公判で渋谷被告は起訴内容を全面的に認めました。

検察側は冒頭陳述で渋谷被告は過去にも病院荒らしをしていて犯行は常習的だと指摘しました。

その上で「全国各地を転々としながらインターネットで大きな病院を探し、見舞客を装って犯行に及んだ」と主張しました。

大分地検はまた福岡県や鹿児島県の病院で発生した2件の窃盗事件についても今月中に追起訴する方針を示しました。