マクラーレンF1の生みの親であるゴードン・マレー氏が率いる、ゴードン・マレー・オートモーティブより新たなスーパーカー T.50が発表された。

ゴードン・マレー氏はT.50をマクラーレンF1の後継モデルとして位置づけている。F1を彷彿させるデザインのボディには、モータースポーツファンであればお馴染みのコスワースが設計した、3.9リッター 自然吸気 V12エンジンを搭載。最高出力は654hpを発揮し、1万2100回転も達成するという。トランスミッションは6段マニュアルが組み合わされている。

マクラーレンF1の後継モデル(写真40点)

そして、最も注目されている点は、そのパワーを発揮させながらも車重はわずか986kgであるということ。シャシーもボディパネルもカーボン製で、ペダルはチタン製となっている。そして、加えて注目されているのがリアに備えられた直径40cmの"ファン"である。このファンがフロア下のエアを吸い出してグラウンドエフェクトを得ることに貢献するのだ。このファンは、48V エレクトリックモーターによって最高で7000回転に達し、アクティブリアディフューザー/リアスポイラーと連動して、通常走行時には50%、ブレーキング時には100%ダウンフォースを向上させる。「最近のスーパーカーに見られる誇張されたウィング、ベント、ダクトを排除した」とマレー氏は説明。

サイズは全長4352mm、全幅1850mmとコンパクトだ。フロントが19インチ、リアが20インチの鍛造アロイホイールを備えている。インテリアにおいては、3シーターで、運転席はマクラーレンF1と同様にセンターに配置される。あくまでもドライビングエクスペリエンスに重きを置くため、大型タッチスクリーンのようなトレンドも排除されている。

T.50は他のスーパーカーとは一線を画しており、100人のみが手にすることができる。「私たちが2022年に発表するものは、他のどんなメーカーでも太刀打ちできないものになるでしょう。英国のスーパーカーを生産することは、私が誇りに思う瞬間です」とマレー氏は話した。