キャロル・シェルビーが所有していたシェルビー・コブラ(CSX3178)がオークションに出品されることが2020年12月に発表され世界中で話題になった。

1966年3月3日にダラスのシェルビーの家に向けてファクトリーを去ったこのコブラ。オークションハウスによると、CSX3178は427ciのV8エンジン、4段マニュアルトランスミッションを搭載し、チャコールグレーで仕上げられた5台のうちの1台である。しかし、シェルビーは見た目の珍しさよりもパフォーマンスに関心があったため、有名なコブラのスペシャリストであるマイク・マクルースキーのもとで、CSX3178のボディをガードマンブルーとゴールドのノーズに塗り直し、カスタムデザインのロールバーを追加した。その後、オリジナルエンジンが取り外され、より強力なV8に置き換えられ、マニュアルトランスミッションがオートマチックに交換された。

【キャロル・シェルビーが所有していた特別なコブラ】(写真6点)

シェルビーは、2012年に亡くなるまで、車を個人のコレクションとして保管していた。ネバダ州ラスベガスにある彼の会社の本社でよくこの一台は展示されていた。 その後オークションでCSX3178を137万5000ドルで購入した人物は、シェルビーの家の前に現れた日のように戻すために長いプロセスを経てレストアを行った。再びチャコールグレーに戻され、オリジナルのドライブトレインが取り付けられている。

そして、世界中が注目していた今回のオークションでは、540万ドル(約5億6000万円)で落札された。なお、シェルビーが所有していたコブラはCSX3178だけではなく、もう一台のシャシーCSX2000は2016年に1,375万ドルで落札されている。CSX2000には及ばないが、アメリカ車としては記録に残る結果となった。