近年、”バーンファインド”という言葉はよく耳にするようになったが、10年以上前にもポルトガルで180台の車が発見されていた。

それは、2007年1月のこと。あるジャーナリストのもとに、廃屋の中にホコリをかぶった古い車が所狭しと並んでいる写真が送られてきたそうだ。それは、「ある日、田舎街を歩いていたら廃屋を見つけて、ドアを開けてみたら陽の光を浴びていない車だらけだった」という知らせだった。エリアとしては、リスボンの近く、シントラ周辺だという。

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このメールを受け取ったジャーナリストは、はじめは信じていなかった。それから調査をしていると、オーナーだった人物の知り合いにたどり着いた。話を聞いてみると、車を所有していた人物は1970年代〜1980年代にディーラーを営んでいたが、その中でも気に入った車はすべて倉庫にしまい込んでいた。しかし、倉庫がいっぱいになるとドアに南京錠をかけ、溶接までしてしまったというのだ。あまりに古びていて、発見された時点で鍵は壊れていたそう。



所有者が特に好きだった車は、ランチア・アウレリアだったそうでそこには2台が並んでいた。他にも、アルファロメオ 1900 スーパースプリントや、ブリストル404、ランチア・フラミニア、アルファロメオ 1300 スコルピオーネ、ポルシェ356、ミニ・クーパー MkⅠ、ダットサンZなどの姿が見られた。



発見された当初は、売りに出される予定はなかったが、後にすべてオークションに出品されている。今頃、新しいオーナーのもとで元気に走っていることであろう。