カーディティーリングの世界で著名な存在であり、車に関するインフルエンサーでもあるリチャード・ティッパーが自宅で過ごすポルシェオーナーのためにプロの洗車方法を公開。今回は車全体を安全に洗う方法をご紹介。

洗車をする際は、必ず直射日光は避けること。車が冷えていることを確認し、もしもっと簡単に行いたいということであれば木の近くや通りの多い車道の近くも避けてください。

ボディ表面をよく見てみると、ボディペイント全体に小さな傷などがあることでしょう。だいたいの人は、これは洗車の時にできるものだと知らずに洗ってしまうことが多いです。使用するミットに砂や泥が付いていないことをしっかりと確認することが大切です。
 
スノーフォームか、プレリンス剤を使って洗車しましょう。高圧洗浄機を使えばより簡単に行うことができますが、なくてもホースで使用できるものもあります。車全体にフォームを付けてください。



使用するミットも重要です。素材は合成ラムウールか、マイクロファイバー、その中でも特に柔らかいものを選んでください。

バケツにはグリットガードを入れて。グリットガードとは、汚れがバケツの底に落ちないようにする排水カバーのようなものです。ミットのバケツの底へ落ちることも防いでくれます。

バケツは2つ使うように。1つのバケツには石鹸水を入れて、ミットを浸しておき車の上で泡立て洗う用、もう1つのバケツには綺麗な水を入れておいて、ミットを洗い流します。そしたら、また石鹸水の入ったバケツに戻り、車を洗い、また綺麗な水のバケツでミットを洗う…ということを繰り返していきます。これを行うことで、砂などの汚れを可能な限り流すことができるのです。



洗車する順番は、ルーフを最初にし、下に下がっていくように進めます。一番汚れている部分は最後に。

この洗う工程を終えたら、すべて水で洗い流しましょう。そして、乾いたマイクロファイバータオルを使って拭いていきます。マイクロファイバータオルは、厚みがあるので水を多く吸収してくれるのです。車の上にマイクロファイバータオルを置き、水を吸い取ってもらい、そのままやさしく拭き取る。マイクロファイバーは拭き取り跡が残らないので、20年以上マイクロファイバー以外のものは使っていません。

最後に、究極の仕上げのために自動車用ドライヤー(ブロワー)を使いましょう。これにより、ヒンジやガソリン給油口のキャップなどに残った水を取り除いてくれます。

さらにもうひとつ。水切りワイパーは利用しないこと。どんなに綺麗に見えても、必ず少しは汚れがついているので、それを車にすべらせるだけで、細かい傷をつけてしまうためです。