全国の中高生が科学研究の成果を競うコンクール「第63回日本学生科学賞」で、別府市の本田海渡さん(14)=山の手中3年=が中学生の部で文部科学大臣賞を受賞した。賞を励みに自身の研究をさらに深めていくことを目標にしている。
 研究タイトルは「磁気浮上について」。身近な設備を活用して物体を浮かせることに興味を持ち、夏休みに研究。磁石を使った自作の装置で0・1ミリグラムほどのシャープペンシルの芯を数ミリ浮かせることに成功した。実験結果を検証するため、本やインターネットで収集した数式で成果を裏付けた。
 物作りが好きで、小学4年から6年まで別府少年少女発明クラブで活動。昨年度も科学賞に応募し、入選3等になった。
 本年度の科学賞の最終審査は12月22、23の両日に東京都であり、中学生の部には都道府県の予選などを通過して選ばれた20組が出場。大学教授ら審査委員の前で研究成果を発表し、内閣総理大臣賞に次ぐ賞に選ばれた。
 10日に市役所を訪れ、長野恭紘市長らに受賞を報告した。長野市長は「これからもいろんな発明をしてください」と激励。本田さんは「表彰式で自分の名前が呼ばれた時はとても驚いた。高校では科学部に入って研究を続けたい。より重たい物を高く浮かしてみたい」と話した。