NIE全国大会大分開催から1年 学校の新聞活用拡大

NIE全国大会大分開催から1年 学校の新聞活用拡大

 第21回NIE全国大会大分大会(2016年8月4、5日)から約1年。県内では教員個人でなく、学校全体で定期的に新聞を学習に活用する「カリキュラム化」が、日本新聞協会NIEアドバイザーの在籍校で広がっている。
 津久見市の第一中学校(狩生浩司校長、264人)では1、2年生を対象に7月から週1回、朝学習の時間に25分間、NIEタイムを取り入れた。新聞記事を題材にした記述式のワークシートを解き、文章を読む力や要点を短くまとめる力などを身に付ける教材にしている。
 同校の永松芳恵教頭がNIEアドバイザー。同校や前任校の北中学校(臼杵市)で、教科の枠を超えた学習展開に新聞を生かしてきた。
 「主体的、協働的な学びを促す上で新聞は有効。読む、書くといった言語活動の訓練の幅が広がる」と狩生校長。「教科ごとに添削の体制をつくり、教科学習と結び付けてレベルをさらに上げていくことが今後の課題」と話す。NIEを担当する川野祐子教務主任は「朝読書と同じように集中を促せる。自分の思いを書く力を付ける上でも時宜を得た教材」と手応えを感じている。
 日田市の三芳小学校(石井誠吾校長、350人)も本年度から月1回、昼の清掃後の10分間、全学年でのNIEタイムを導入した。ちぎった新聞の長さ比べをしたり、指定された文字を記事や広告から探すなど、遊びの要素を取り入れて新聞に親しむ活動が中心。NIEアドバイザーの塩川美紀教諭が担当している。
 新聞には視野を広げる効果が大きいと考え、導入を決めた。「NIEという言葉は知っていても、実践のノウハウがなかった。(塩川教諭には)若手、中堅の教員を積極的に教えてもらっている」と石井校長。
 導入後、1年生は授業参観にNIEを取り入れた。塩川教諭は「NIEの時間に全学年の教室から歓声が聞こえ、新聞への興味、関心の高さを感じた。今後いろんな学習活動でじわじわと新聞活用を広げていきたい」と話している。

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