杵築市の女性経営者でつくる地域活性化団体「きつき小町会」(4人)は、杵築高と連携した交流イベントを3月7日に計画している。実行委員会に加わった有志や文化部の生徒たちは「普段の授業ではできない経験をしたい」と意気込んでいる。

 イベントは地元業者が作るパンやスイーツを販売する「マルシェ」。「城下町杵築散策とひいなめぐり」(22日〜3月22日)に合わせて酢屋の坂下広場で開く。同校からは校内実行委員(4人)と、書道、放送、空手、ユネスコ、茶道の各部が参加し、ステージイベントや運営で協力する。
 10日に同校であった第2回合同実行委員会では、各部の企画やスケジュールを確認した。書道パフォーマンスと空手の演武を披露し、カンボジアで井戸を掘る資金に充てるための募金活動を実施。茶道部は杵築産抹茶を振る舞い、司会進行と音響は放送部が引き受けることになった。
 連携イベントは小町会が呼び掛けた。メンバー全員が同校の卒業生で、子どもが在校中の人もいる。「市内外から通学する生徒に、地域と交流をすることで杵築を好きになってほしい」と学校に打診。同校も「働くことの意味を学び、社会経験を積む場になる」と快諾したという。
 実行委員長の大屋咲喜さん(16)=2年=は観光に興味があり、委員に立候補した。「地域の人と接し、一緒に何かをするのは初めて。杵築高の元気を伝えられるイベントにしたい」
 小町会の小倉倫子さん(46)=杵築、薬膳講師、三浦千穂さん(42)=南杵築、高齢者施設代表=は「市の財政悪化など暗い話題がある中で、一緒に杵築を盛り上げられたら」と若いパワーとアイデアに期待している。