佐伯市でグリーンアスパラガスの春芽の収穫が最盛期を迎えている。暖冬の影響で例年より1週間ほど早め。作業は3月末まで続く。
 JAおおいた南部事業部によると、市内ではアスパラガス生産部会(山田定男部会長)の9農家が約1ヘクタールで栽培している。昨年の出荷量は約8・3トン。県内では豊後大野市と並んで多く、両市だけで県内生産量の大半を占めている。
 施設栽培のアスパラガスの収穫は年2回あり、2、3月は春芽、5〜11月は夏芽と呼ばれる。佐伯市は温暖な気候のため、春芽の出荷が県内で最も早い地域の一つという。
 同市蒲江森崎浦の津田喜久夫さん(81)のビニールハウスでは、妻のスマ子さん(76)が連日作業を続けている。6アールのハウス2棟で、長さ26センチ以上に育った芽を収穫。真っすぐ伸びたアスパラガスを「ザクッ、ザクッ」と軽快な音を立ててはさみで切り、出荷している。
 スマ子さんは「1日のうちに5センチほど伸びるときもあるので、午前と午後の2回、収穫する。ゆでて、ベーコン巻きにして食べるとおいしい。大きめのアスパラガスは天ぷらもお薦め」と話した。