【カメルーン通信】肉じゃが食べたお隣さん 物足りない?甘い味付け

【カメルーン通信】肉じゃが食べたお隣さん 物足りない?甘い味付け

 仕事場では2、3カ月ごとに、仕事の進み具合や家族の状況を報告する定例会議があります。会の最後には女性職員が持参したり、近くのレストランや屋台で買った料理を皆で一緒に食べる食事会があります。よく「日本の料理ってどんなの?」と聞かれるので、先日は「肉じゃが」を披露することに決めました。
 もちろん大分にならって甘い味付けをしました。市場で材料を買い、およそ10人分の肉じゃがを鍋いっぱいに作りました。豚肉500グラム=1250FCFA=日本円で約250円。鍋いっぱいのジャガイモ、ニンジン、タマネギで700FCFA=同140円、付け合わせのお米1キロ=1200FCFA=同240円。材料費は合計約3000FCFA=同610円でした。隊員が村で一日を十分に暮らせる生活費を出費することになりました。
 同僚に感想を聞いてみると「おいしい」と言ってくれました。しかし、焼き魚、鶏肉の煮込み、バナナのフライやカメルーン伝統料理の方が真っ先になくなり、「肉じゃが」は少し余ってしまいました。
 同じ肉じゃがをお隣のカメルーン人奥さまたちに振る舞うと「塩を入れるの忘れていない?」と言われました。肉じゃがの野菜の甘味とだしを味わう日本人の味覚との違いを実感しました。
 (青年海外協力隊カメルーン派遣・山田悦子=大分市出身)
  =随時掲載=

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