竹田市会々の騎牟礼(きむれ)城跡を多くの人に知ってもらおうと、地元の豊岡小(佐藤一彦校長、35人)の6年生4人が城の歴史などをまとめたパンフレットを作製した。岡城跡やJR豊後竹田駅、市内の道の駅などに置き、観光客にPRする。

 ふるさとの歴史や文化を学ぶ授業「郷土学」で150部作った。B4判四つ折りでカラー。「祖母山やくじゅう連山、阿蘇山を見渡す眺望」「小学生がサクラやモミジなどを植樹して四季を楽しめる」など観光のポイントをまとめた。
 昨年4月から、市教委まちづくり文化財課職員の案内で騎牟礼城址公園を見学したり、地域住民でつくる同公園保存会(阿南英三会長)のメンバーから話を聞いたりして準備を進めた。
 後藤和奏(わかな)さん(12)は「豊岡のシンボルだと改めて感じた」。森迫姫菜さん(12)は「大人と一緒に守る」、平尾璃功(りく)君(12)は「もっとメジャーな存在にしたい」と意気込んだ。
 児童4人は6日に岡城料金徴収所にパンフレット50部を届けた。職員に手渡した佐藤あぐりさん(12)は「お城のファンが騎牟礼城跡にもたくさん来てほしい」と期待を込めた。
 市教委によると、城跡は標高約380メートルの小高い山にあり、1152年に武将源為朝が築いたとされる山城。西南戦争(1877年)では薩摩軍の陣地になった。現在も土塁や堀などが残っている。