大分市大在中央の主婦、後藤美紀子さん(40)は子供服の大手メーカー(東京都)でパタンナーとして働いた経験を生かし、「縫い物で困った方の手助けを」と自宅で活動を始める。地域のリーダーを育成する市主催の「地域デザインの学校」(昨年11〜12月)で自らの技術を生かす手掛かりを学び、実行に移すことにした。
 大在地区出身の後藤さんは子どもの頃から家庭科が好きで、野球部マネジャーだった大分鶴崎高時代にはチューリップハットやスカートを手作りした。卒業後に上京し、文化服装学院で洋服のデザインを型紙にするパタンナーの技術などを学んだ。最先端のメーカーで4年間働いた後、古里に戻った。
 30歳で結婚し、現在は4歳と1歳の男児を育てている。夫から「本格的に裁縫を仕事にするならば、経営から学んだ方がいい」と助言され、地域デザインの学校に参加。「自分の活動に関する企画力を養えた。人脈も広げることができた」という。
 発表した企画「私に縫わせて!」は、後藤さんが入園準備の縫い物などで困っている母親らに協力し、その間、子どもを見てもらうという内容。平日の午前中、自宅に来てもらえることが条件。2月から半年ほどの試行期間中は材料費程度で作業を請け負う。
 「布が形になることがすごく楽しい。ワッペンを付けたり、小物を作ったりなど身近な困り事の相談に応じたい」と後藤さん。
 詳しくは後藤さんにメール(micco.g33@gmail.com)で問い合わせを。