砂利に紛れてカモフラージュ? 沖縄で新種ハゼ、「ニンジャ」命名

砂利に紛れてカモフラージュ? 沖縄で新種ハゼ、「ニンジャ」命名

 沖縄科学技術大学院大学(OIST)の前田健研究員らの研究チームは、琉球列島に生息するハゼがこれまで認識されていた種とは別の新種であることを確認し「スキスマトゴビウス・ニンジャ」と命名した。また、日本では未確認だった別の種類のハゼも見つかり「カエルエソハゼ」と和名を付けた。日本魚類学会の7月の英文誌で発表した。 新種と分かったのは「エソハゼ」と呼ばれるハゼの仲間で、環境省の絶滅危惧1B類に分類されている。沖縄本島や石垣島、西表島などには2種のエソハゼが生息しているとされてきたが、標本や論文が少なく詳しく調べられていなかった。 前田さんが海外の標本と比較したところ、これまで報告されていた種「スキスマトゴビウス・ロハシ」とは特徴が異なり、新種と判明した。川底の砂利にまぎれて見つけにくいことから「ニンジャ」と名付けた。 カエルエソハゼは、1968年にフィリピンで発見された「スキスマトゴビウス・マルモラトゥス」で、両生類のような顔つきから和名にカエルと入れた。前田さんは「日本に分布するエソハゼの分類が判明してきた。今後、生態や体の特徴を詳しく調べていく」と発見を喜んだ。

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