島を結ぶ唯一の生活道路、相次ぐ台風で陥没 慶留間島と阿嘉島

島を結ぶ唯一の生活道路、相次ぐ台風で陥没 慶留間島と阿嘉島

 台風24号、25号の相次ぐ襲来で、沖縄県座間味村の慶留間島と阿嘉島を結ぶ村道慶留間阿嘉線が約70メートルにわたって陥没し、5日から車両が往来できなくなっていることが11日、分かった。両島を結ぶ唯一の生活道路が通行止めになり、物資の輸送など住民の日常生活に影響が出ている。

 村によると、台風24号の影響で村道の護岸沿いに設置されていた消波ブロックが流され、直接波が道路に当たりえぐるようにして陥没。台風25号で被害がさらに拡大し、道路幅11メートルのうち最大で7〜8メートルが陥没している箇所もあるという。

 慶留間島は約70人が住む。村道は、阿嘉港に発着するフェリーなどで運び込まれた物資を運んだり、阿嘉島にしかない診療所や郵便局へ行くために日常的に使用している。

 村道の陥没後、村はバスを出して阿嘉港から物資を運び、陥没した手前で物資を下ろして、慶留間側からきた車に乗せ替える方法で物資を運んでいる。阿嘉島から村道を使って慶留間小中学校に配送していた給食は、村の定期船で直接慶留間港に運び入れている。

 慶留間島で民宿を営む男性は「お客さんの来島や食材を運ぶにも手間がかかっている」と話した。

 村は近く応急工事を実施するが、車両の往来ができるようになるには数週間かかるという。


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