新型コロナウイルスの感染が沖縄県内で発生した場合に備え、県は12日、県内の複数の医療機関に、感染の疑いがある患者を診察する「帰国者・接触者外来」を設置するよう依頼した。

 疑いのある患者は動線を分けたり、診察室を別にしたりするなどし、別の患者にうつさないよう万全を期す。厚生労働省が2月上旬をめどに設置を求めていた。

 依頼を受けたある病院の担当者は「今も疑いの患者の場合は動線を別にしている。看板や場所を新たに設けるというより、今の対応を継続したい」と話した。別の病院でも「渡航者で熱のある場合や接触疑いがある場合は、既に他の患者と別に案内している」という。

 厚労省は帰国者・接触者外来を設置する医療機関名や場所について「一般への公表は原則行わない」としている。