世界ボクシング評議会(WBC)元フライ級王者で、現在WBCバンタム級7位の比嘉大吾(白井・具志堅スポーツ)が13日、東京・後楽園ホールで約2年ぶりの試合に臨む。12日は前日計量が行われ、契約リミットを100グラム下回る53・8キロで一発クリアした。威勢のいいKO宣言などは出なかったが「約2年間、支えてくれた自分の仲間がいる。その人たちのために頑張りたい」。研ぎ澄まされた肉体と拳を武器に、復活のリングに向かう。(磯野直)

 比嘉大吾と報道陣のやりとりは次の通り。

 −約2年ぶりの復帰戦。改めて意気込みを。

 「あまり何とも思っていない。試合直前になったら気持ちが上がってくるかもしれないが、今のところ全く…。計量は終わったが、試合がある感じがしない」

 −減量はうまくいったか。

 「うまくいったと思う。2年ぶりの減量なのできつかったが、フライの時のように体調を崩すことはなかった。具志堅用高会長が食のトレーナーを連れてきてくれて、その人に従った」

 −きょうの計量はフライより3キロ重いが、この差は大きいか。

 「大きいかな。今朝はリミットちょうどで少し水分が取れた。余裕を持って減量できたのは初めてかも。今はハンバーガーを食べたい(笑)」

 −調整について。

 「手応えがあるかないかが分からない。今までやってきた人とのやり方も変わったし」

 −手探りでやった感じか。

 「そういう感じ」

 −どんな試合にしたいか。

 「楽しい試合にできれば。結果として倒せればいいけれど」

 −勝利は誰に伝えたいか。

 「この再起戦が決まるまで応援してくれた親や後援会、スポンサーのために頑張りたい。それしかモチベーションはない」

 「この2年間、支えてくれた自分の仲間がいる。その人たちのために頑張る」

 −復活を待ち望んだ沖縄の人たちへ。

 「自分のために頑張る。それが沖縄のためになるならいいと思って頑張る」