新型コロナウイルスによる肺炎問題で13日、東京都内のタクシー運転手の感染が確認されたほか、沖縄でも再検査の必要がある人が見つかった。沖縄県内のタクシー会社は車内の換気や運転手の手洗いなどの対策を強化。県は、集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客と接触したタクシー運転手ら200人の健康観察を続けている。

 浦添市のてだこ第一交通では、乗車時や帰社時の手のアルコール消毒と、車内の換気を徹底している。

 新型コロナウイルスの国内感染を受け、会社が乗務員にマスクを支給して着用を義務付けたが、2週間ほど前からマスクが手に入らなくなったという。マスクの在庫が底を尽き、乗務員全員の着用ができなくなっている。

 宮脇秀幸所長は「感染しないかと不安な乗務員もいる。マスクが足りないので、アルコール消毒や車内の換気で対応している」と話した。

 県ハイヤー・タクシー協会では、会員企業にマスクの着用や消毒の徹底を文書で呼び掛け、対応を促している。

 県は、那覇港に寄港したダイヤモンド・プリンセス号のクルーズ客と接触したツアーバスやタクシーの運転手、港湾関係者など約200人をリストアップ。13日には、陰性と確定できず再検査を受ける必要のある人が見つかり、警戒を強めている。