沖縄県北大東村立北大東小中学校(島袋勝範校長)の小学校第99回、中学校第72回の卒業式が7日に開かれ、小学生6人、中学生8人が学びやを後にした。中学生は高校進学のため、8人全員が「15の島立ち」をする。

 卒業生は卒業証書を受け取った後、それぞれあいさつし、「高校では部活も勉強も頑張りたい。15年間ありがとうございました」と述べた。山田美沙希さんが「恋愛も頑張りたい」と付け加え、笑いを誘った。

 代表であいさつした玉城小百合さんは「中学3年になると、島の三大例祭や合同運動会、学習発表会など一つ一つの行事がこれで最後だと名残惜しくなり、1年間があっという間に過ぎていった。一番印象に残っているのが秋葉神社祭。女子はお母さんと腕相撲を、男子はお父さんと沖縄相撲を取り、卒業生同士の絆も親子の絆も強まったと思う」と振り返った。

 さらに親や先生、地域の人に感謝し「私たちはこれから未来へ向かって一歩を踏み出す。期待していてください」と決意の言葉を述べた。

 島袋校長は「皆さんはもうすぐ島立ちを迎える。北大東島が故郷であることへの誇りと心に夢を持ち、自分の可能性を信じて、これからの高校生活、人生に臨むことを願っている」と激励した。

 式典終了後には生徒会主催の「思い出のスクリーン」があり、卒業生8人は幼稚園入園から今日までの思い出の写真を懐かしそうに見つめた。卒業生恒例の保護者へのメッセージでは涙ぐむ生徒もいた。

 卒業生8人は全員が志望校に合格し、離島児童生徒支援センター(群星寮)への入所が決まっている。(知花薫通信員)