高校野球の第67回沖縄県春季大会が25日、アグレスタジアム北谷など3球場で開幕し、1回戦9試合が行われた。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて選抜大会が史上初めて中止となる中、全国に先駆けて開催。3月中は無観客、勝利しても校歌斉唱しないなど、人の集合や接触時間を可能な限り減らす異例の措置を取った上で試合が行われた。

 4〜15日の臨時休校で十分な練習ができず「ピッチングで指先の微妙な感覚がなくなっていた」「守備で足が動かないため、前に出ることを意識した」など不安を抱える中でプレーした選手たち。サヨナラ勝ちした糸満の瑞慶覧長磨主将は「やることは同じだけど、客席の歓声がないので少し寂しい」と語った。

 選抜大会21世紀枠九州地区候補の本部を破った宜野座、沖縄カトリック、向陽などが2回戦に進出した。