琉球大学は新型コロナウイルスの感染防止で中止したオープンキャンパスに代わるウェブオープンキャンパス「RYUDAI@home」を開設した。西田睦学長が24日、同大で会見し発表した。高校生や高校に向け、入試情報や各学部のカリキュラムの内容などを発信する。

 同大グローバル教育支援機構アドミッション部門の山田恭子准教授は「ほとんどの入試広報イベントが中止になり、高校3年生が情報を得る機会が少なく不安という声がある。学校からも生徒への進学についての説明が難しいという意見があり、ウェブサイトを開設した」と説明した。

 琉大のオープンキャンパスは例年7月に開催し5千〜6千人が参加するが、「3密」が避けられないとして4月に中止を決定した。

 山田准教授は「これまで県外の高校生の参加が難しかったが、ウェブサイトによって距離の障壁が取り除かれた。1万人のアクセスを目指している」とサイトの活用を期待した。

 会見では学部卒業者の就職率も発表され、2019年度は95・6%で前年度比0・3ポイント減だった。進路の内訳は「民間就職」が49・3%で最多、「その他(未就職含む)」が16・7%と続いた。「大学院進学」は12・4%、「公務員就職」は14・2%、「教員就職」は7・4%だった。

 

(写図説明)ウェブオープンキャンパス開設を発表する琉球大学の西田睦学長=24日、西原町・琉球大学