【読谷】新型コロナウイルス感染防止対策で「3密」を避けようと、県立読谷高校(仲宗根勝校長)の生徒会が24日、スマートフォンを活用した生徒総会を実施した。ウェブ会議ソフト「Teams(チームズ)」を活用して総会資料を共有し、生徒会役員が予算や事業案を校内放送で説明。各教室で放送に聞き入っていた生徒たちが、「案に賛成の方は『承認』ボタンを押してください」の呼び掛けとともに、スマホにタッチする姿が見られた。

 例年、総会は体育館に生徒を集めて行っているが、今年は新型コロナ対策で密集を避けるため、スマホを使った開催に切り替えた。

 金城靖信教頭によると、同校は校内のWi−Fi環境を整備しており、学習面でのスマホ活用も以前から進めていたという。「スマホなら個別の弱点対策ができ、自主的な課題解決力も育てることができる」とメリットを語る。

 生徒総会では、ウェブ会議ソフトへのログインに支障があったり、スマホが使用できない状況だったりする生徒には、生徒会が直接聞き取りしてサポートした。

 生徒会長の山城陸さん(18)は「これまでは挙手で承認を求めていたので集計に時間がかかり、いつも予定時間を超過していた。スマホなら瞬時に集計できるので、今回は逆に予定より10分早く終えることができた」と語り、「ペーパーレスで環境にも優しいと思う。今回の経験を今後に役立てたい」と意気込んだ。