乃木坂46の生駒里奈を原作者・毛利衛が絶賛 矢崎広&生駒W主演の舞台『モマと火星探検記』開幕 

乃木坂46の生駒里奈を原作者・毛利衛が絶賛 矢崎広&生駒W主演の舞台『モマと火星探検記』開幕 

 俳優の矢崎広と乃木坂46の生駒里奈がW主演を務める舞台、少年社中・東映プロデュース『モマの火星探検記』が、9日に東京・天王洲 銀河劇場にて幕を開けた。初日公演に先駆けて公開ゲネプロが行われ、W主演の矢崎と生駒に加え、原作者の毛利衛、脚本・演出の毛利亘宏が囲み取材に応じた。

 宇宙飛行士の毛利衛が書いた児童文学「モマの火星探検記」を原作に、少年社中の過去作品「ハイレゾ」をミックスし、新たな物語として2012年に舞台化した本作を、新キャストを迎えて上演。 宇宙飛行士のモマ(矢崎)が、父との約束を果たすために人類初の火星探検に挑む物語と、火星探検に旅立ち、行方不明になってしまった父親にメッセージを送るため、仲間とともに小型ロケットを作り始める少女・ユーリ(生駒)の物語という、宇宙をめぐる2つのストーリーが交差し絡み合い、“宇宙とは何か?”を解き明かしていく。

 主人公・モマ役を演じるのは、ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』、『スカーレット・ピンパーネル』など数多くの舞台に出演している矢崎広。もう一人の主人公・ユーリ役には、乃木坂46のメンバーとして活躍する生駒里奈が抜擢され、舞台初主演に挑む。そして、『仮面ライダードライブ』(テレビ朝日)やミュージカル『薄桜鬼』などで活躍する井俣太良をはじめとする少年社中の劇団メンバーに加え、中村優一、松田岳、輝馬、相馬圭祐、谷口賢志、鎌苅健太、鈴木勝吾ら個性豊かな実力派俳優が集結。

 囲み取材に出席した原作者の毛利衛は「宇宙に行った当時、科学者として言えなかったことを、この本を書いたおかげで、いろんなことをみなさんに理解していただき、感じていただきました。前回舞台化されたときから5年が経った今も、皆さんに興味を持ってもらえて、みなさんとこのように表現できるというのは嬉しい」とコメント。さらに「それプラス、今回は憧れの生駒さんと一緒なので……」と語ると、生駒は「え〜〜〜!! 嘘!ビックリ。どうしよう」と突然の告白に動揺をみせる。しかし、毛利が「こういう冗談も言えるようになりました」と続けて、笑いを誘うと、「(私の)ビックリを返してください!!(笑)」と訴える。

 改めて生駒の印象について毛利衛は「さきほど廊下で初めてお会いして、“あ〜、これがいわゆるアイドルという人なのか”ということがわかりました。黙っていても色彩や光を発している。すごく素直だし、自分の行き方について一生懸命なので、素晴らしいなと思いました」と絶賛。生駒は「どうしましょうかね。一字一句ちゃんと覚えて帰ろうと思います」と照れ笑いを見せていた。

 「初演を観て、客席で大号泣した」と明かした矢崎は、「そんな大好きな作品に自分が今回挑めるということで、最初こそ緊張していましたが、稽古を重ねる度、みんなと触れ合う度に、どんどん自信がついてきた」とコメントし、「劇場に入ってさらにパワーアップして、とうとうここまで来たか……という感じ。お客さんが入ったらもっともっと世界が広がると思うので、僕自身楽しみに本番頑張りたいと思います」と意気込む。

 ユーリを演じる生駒は「周りは演技が上手な方々ばかりなので、最初は不安しかなかったけど、どんどん不思議なことが起こっていった」と語り、「ただの舞台を作っているのではなくて、幸せをあげることができる作品を作っているんだって実感したときに、私はこの運命をすごく喜びたいと思いました」と吐露。そして「今までは、自分に対して“なぜできないんだ”という気持ちしかなかったけど、今はそんな気持ちはなくて。きっと本番では、もっともっと楽しい私と楽しいみんなが待っているのかなって思います。これを観て、私と同じ気持ちになってくれる人が増えるといいなって思います」とニッコリ。

 また、本作の見どころに関して矢崎は「地球を飛び立つ瞬間や火星に降り立つ瞬間は、演劇ではありますが、子供のころの気持ちに戻ってその地を踏みしめるところなので、お客様にも一緒にその気持ちを共有してもらえたら嬉しい」と語り、生駒は「私たち子供チームは宇宙にロケットを飛ばすために日々奮闘しています。稽古を通して、本当に純粋に何かに一生懸命打ち込んで、喜怒哀楽するということが最近めっきり少なくなってきたなと感じました」と明かしつつ、「でも、何かに打ち込むということは素敵なことで、それが成功したときに見えるものはこんなにも価値のあるものなんだということを、ユーリーや子供チームを通して感じてくださったら嬉しいです」とアピール。

「宇宙に行けるとしたら、どこに行きたいか」と問われた生駒は、「この物語も火星を目指していろんなドラマがあるし、やっぱり人類の目標である火星に行ってみたい。夜空に輝く火星を見たことがありますが、すごく不思議な力を持っているなって思っていたので」と告白。さらに、火星でやりたいことについて、「無重力の中で、浮いている水を口に含んで歯磨きしている宇宙飛行士さんを見たことがあるので、あれを上手にできるかやってみたい」と目を輝かせた。

 最後に、矢崎は「宇宙という壮大な世界観がテーマですが、その中に身近なことや自分と繋がっている部分がたくさん溢れた作品です。家族の繋がりや父と子の繋がりというものを楽しんでもらえると思います。お父さんとお子さんとで、一緒に観に来てほしいです」と呼びかけ、脚本・演出の毛利亘宏は「夢を見ることの大切さや、小さな一歩かもしれないけど、それを積み重ねることによって、夢は現実になり、それが人に伝わっていって、さらにいろんな人と多くの夢を共有して、社会が発展していくっていう、そういう夢の連鎖みたいなものをみんなに感じてもらえたら」と語り、囲み取材を締めた。

 火星探検に挑む宇宙飛行士・モマと、宇宙にいる父にメッセージを贈るためにロケットを作ろうとするユーリの2つの物語が交差しながら、物語が進んでいく本作。矢崎が演じるモマを中心とした物語では、宇宙に飛び立つ直前、恋人に振られて傷心のまま参加し、周りからそれをイジられるモマを矢崎が表情豊かに熱演。

 そして個性豊かな宇宙飛行士たちが登場し、様々な想いを抱えた彼らが人類初の火星探検に挑む姿が描かれる。旅を共にするアンドロイド、マイクロスコープ(岩田有民)とテレスコープ(鈴木勝吾)よるシュールなショートコントなど、思わず笑ってしまうコミカルなシーンも散りばめられており、見るものを飽きさせない。特に、テレスコープを演じる鈴木は、歩き方や方向転換の仕方など、細かい部分まで本物のアンドロイドを彷彿とさせる芝居で、見るものを惹きつけていた。

 一方、生駒が演じるユーリを中心とした物語では、突如、ユーリの前に現れた謎のおじさん(井俣)との対話を繰り返しながら、中村優一演じるチキンをはじめとする仲間とともに、失敗を繰り返しながらもロケット作りに夢中になる子供たちの一生懸命な姿が描かれる。生駒が男の子勝りな元気いっぱい少女・ユーリを表現し、チキン役の中村は『Deview/デビュー』のインタビューで、「僕は今年30歳になるんですが、全力で子供を演じようと思っていて、可愛い感じになるといいなと思っています(笑)」と語っていた通り、ちょっと頼りなさそうな可愛らしいチキンを見事に演じきっていた。宇宙をテーマにした二つのストーリーが交差し、物語が進むにつれてそれらが繋がっていくラストの展開は胸を熱くする。

 少年社中・東映プロデュース『モマの火星探検記』は、8月9日(水)〜13日(日)まで天王洲 銀河劇場にて上演。その後、大阪公演が8月19日(土)、20日(日)にサンケイホールブリーゼで上演される。

 なお、オーディション情報サイト『Deview/デビュー』では、同舞台に出演している中村優一と相馬圭祐のインタビューを掲載中(下記URL参照)。舞台のみどころや、お互いの印象、一度休業を経て復帰したからこそ感じる役者という職業への魅力について、たっぷりと語っている。

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