出川哲朗、生涯芸風変えない宣言「体を張って笑わせられたら、それが一番」

出川哲朗、生涯芸風変えない宣言「体を張って笑わせられたら、それが一番」

 抱かれたくない男から老若男女に愛される存在へ“華麗なる転身”を果たした出川哲朗(53)。このたび、世界中で人気の「レゴ」ムービーシリーズ最新作『レゴニンジャゴー ザ・ムービー』(9月30日公開)の日本語吹替版声優に決定した。愛されキャラの代名詞とも呼べる芸人になれた裏には20年間のこだわりがあり、そのこだわりを生涯続けることを誓った。

■世界的人気映画シリーズ『レゴニンジャゴー ザ・ムービー』にて、7役のキャラクターを演じ分ける!

 8月15日に出川が演じる役を決める公開アフレコオーディションが開催された。伝説のニンジャである主人公・ロイド役ゲットを目指してニンジャの格好をし、意気込み十分で登場した出川だったが、悪役キャラクターである“ガーマドン”を“ガードマン”と言い間違えてしまう痛恨のミスを犯し、主役ゲットならず。それでもやる気と演技力が評価されサメ将軍(1)、水辺の兵士(3)、役柄未定ながらもう一役をゲットした。

 8月末にそのアフレコ収録が行われた。そこでまさかの事態が発生した。なんと演技力が再度、評価されて4役も出番が増えたのだ。最終的にはサメ将軍(1)、サメ将軍(2)、オタク技師(2)、水辺の兵士(3)、AD、サーファー、安堵する男の7役の声を担当することに。直後に行われたORICON NEWSのインタビューでは「一つの映画の常識じゃありえないですね」とご満悦だった。

 しかし「ホントは音入れが12時ぐらいから始まったんですけど、1時には終わって2時間ぐらい空いちゃったんです。そしたら監督が来て『あまりにも声がいいから4役、増やします』って」と苦笑いで裏事情をバラした。それでも「どんな理由にしろ、4役増えたので、ありがたい。手応えは十分ですね」と力を込めた。アフレコ挑戦までの奇跡に密着し、出川がまるでYou Tuberのようにさまざまな局面で奮闘する動画が公式サイトで公開されている。

■「抱かれたくない男」時代のありえない“事件”

 大人から子どもまでファンがいるレゴムービーシリーズに出演することになった。2001年から5年連続で『anan』(マガジンハウス)の抱かれたくない男ランキング1位になるなど毛嫌いされる時期を乗り越えて今の立場を確立。現状を、どう捉えているか聞くと「夢のよう。いろんなところで言わせてもらっていますけど。これが夢であってほしくない」と率直な思いを打ち明けてくれた。

 過去には松村邦洋と一緒に“出川狩り”“松村狩り”なる被害にも遭っていたという。「昔は街を出歩けなかった。ネタでもなんでもない。ホントにチーマー達が俺らを見つけるとロケが中止になったりした。囲まれて『やっちまおうぜ』ってなっていた」と振り返る。

 恐怖を感じたのも1度や2度ではない。「毎晩、家に来て…。毎日のようにピンポン押されて『出川、いんだろ』って…。ある日、のぞき穴をのぞいたら、キリでバンって。これは事故になると思って警察署に行って『いい加減に捕まえてください』って言いましたよ」と恐怖体験を語ってくれた。

■今や押しも押されぬ大スター 本人は「不思議でしょうがない」

 そんないたましい状況から脱した理由を分析してもらうと「やってる芸風は何一つ変えていない。別にこびているわけでもない。正直、不思議でしょうがないですね。イッテQ(日本テレビ系『世界の果てまでイッテQ!』)の影響はデカいけど、やっていることはなんにも変えてないですからね。だから、ホントに世の中って勝手だなって思いますね」と一笑した。

 「ポリシーってことでもないんですけど、体を張ってみんなに笑ってもらいたい。それで笑ってもらえれば全然、いいと思った。20年前にも『anan』のインタビューで『芸風を変えるつもりはないんですか』って聞かれたんですけど『1ミリもないです』って答えました。これでやって笑ってもらえればいい」。

 その信念は結実する。「『気持ち悪い』とか嫌われても実際に笑ってくれる人がいた。いい人をテレビで演じようとすればすごく簡単なんです。でも、それをやらずに10年、20年続けたときに『まだ、コイツやってるよ』って、その人達がちょっとでも『バカなりに一生懸命やってんだね』って思ってもらえればいいですって(以前)言ったのは、すごく覚えているんです」と回想。「それが実際にそうなったのかは分からない。でも、結果論ではなく、自分を変えないのは間違ってなかったんだなって思いますね」としみじみ語っていた。

■芸風は生涯変えない 何歳になっても「裸になります」

 「気持ち悪い話だけど『かわいい』なんて言ってくれるなんて20年前なら考えられないですね。これが永遠に続いてほしいですね」。ただ、人気を取ろうとは思わないという。「芸風は変えるつもりはないですね。裸になることが全てではないけど裸にもなりますね。この先も10年、20年、同じようなことをしていくと思うし、やれていれば幸せだと思う」ときっぱり。

 続けて「今の状態じゃなくても、体を張って、みんなを笑わせていられたら、それが一番の幸せだと思う。もし10年後、汚いオヤジになっても熱湯やザリガニをやりたい。下手すりゃ1周回って女子高校生に『汚いな、コイツ』って思われるかもしれないですけど。でも、それやって笑ってくれる人がいたら、それでいいですね」。果てのないゴール地点だが走り続けることが最大の幸福という。出川の快進撃はまだまだ続きそうだ。

 映画はニンジャゴーシティが舞台。世界征服の野望をもつ悪の帝王ブラックガーマドンが、街を征服しようと連日ニンジャゴーシティを攻撃。街を守るため、若きニンジャ、ロイドと仲間たちは、師匠ウー先生に率いられ、「真のニンジャ」だけが手に入れられるという“最終最終兵器”を求め修行の旅へと出かける。《緑・火・雷・水・氷・地》の力から得た“エレメント・パワー”を駆使してニンジャたちが、いざ、運命の決戦へ―! 夢のニンジャアドベンチャーとなっている。字幕版の声優はジャッキー・チェン、ジャスティン・セロー、デイブ・フランコ、オリビア・マンらが務め、吹替版は松井恵理子、内田彩、山寺宏一、沢城みゆき、出川哲朗が担当している。

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