北川景子と田中圭の共演で2018年に公開され、興行収入19.6億円を記録した映画『スマホを落としただけなのに』。その続編『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』が2月21日に公開が迫り、初の舞台版が3月20日に開幕する。映画で北川が演じた稲葉麻美を舞台版で担当するのは、乃木坂46・4期生の早川聖来(19)。3度目の舞台挑戦にして乃木坂46のメンバーがいないのは初めてのなか、2月から始まる稽古に向けて意気込みを語ってくれた。

 原作は2017年の『このミステリーがすごい!』で、受賞には及ばなかったもののベストセラーになる可能性を秘めている作品=“隠し玉”に選出された作家・志駕晃氏のデビュー小説で、シリーズ累計は78万部を突破している。

 原作、映画ともにヒットしている作品の舞台について早川は「面白くてドキドキハラハラする作品。プレッシャーはありますが、映画では映画、原作なら原作。舞台でしかできないものを表現してお客さんに楽しんでもらえたらと思います」と意気込む。

 原作者の志駕氏は早川の配役について「原作のイメージ通り」とし、その言葉に喜ぶ彼女は「(麻美は)どこか肝が座っていて貫禄があると感じたので、落ち着いた芯のある部分を表現したい」と役作りを想定。「乃木坂46に加入して1年がたって、最初はふわふわして落ち着かない部分もあったんですが、徐々に落ち着いて活動ができるようになってきたので、ふとしたときに冷静になれる経験を生かしたい」と自身の性格を役に落とし込んでいく。

 乃木坂46といえば『レ・ミゼラブル』に出演した生田絵梨花など、多くのメンバーが舞台で活躍している。早川にとっても先輩たちの活動は励みになるようで「もし困ったら頼りになる方が多いので、頑張ろうと思える」と笑顔。4期生にとって初公演だった『3人のプリンシパル』は先輩たちが駆けつけてくれたことを明かし「『もっと大きく動いたり、個性を出したほうが良いよ!』とアドバイスをくださったり、先輩の舞台を見に行ったときには感想を言ったり、どう演じていらしたかを聞いています」と積極的な姿勢を見せる。

 舞台では、事件解決に奔走するサイバー犯罪に強い若手刑事・加賀谷学をふぉ〜ゆ〜の辰巳雄大(33)、コンピュータ技術に長け悪意あるハッキングを繰り返す連続殺人鬼の浦野善治役を浜中文一(32)が演じ、逮捕された浦野の取り調べを中心に展開する緊迫の密室劇を描く。