ソニーが13日、ミニ四駆とコラボレーションしたサーキット場『High Speed Colors-ソニーとつくる、新感覚サーキット』を東京・渋谷モディ1階のソニースクエア渋谷プロジェクトにオープンした。新しいエンターテインメント体験として、株式会社タミヤの協力の元、高速で走るミニ四駆を、ソニーの高速ビジョンセンシング技術と音、光、映像で彩る。

 同企画は、ソニーの高速ビジョンセンサー「IMX382」が搭載されたカメラシステムを使って、サーキットを高速で走行するミニ四駆をリアルタイムにトラッキングする。IMX382は、1/1000秒という速さで物体の認識、追跡ができ、予測アルゴリズムによって遅延を感じさせない自然なプロジェクションを体感することができる。

 ソニーは企画を通して、デジタルカメラなどで培ってきたイメージング技術と、さまざまな情報を取得・活用するセンシング技術を融合させ、クリエイティブエンターテイメントカンパニーとして、人間のクリエイティビティーを開放していく狙いだ。

 参加者はまず、ミニ四駆のボディ(2種類)とボディにマッピングするメインカラー、サブカラー、サーキットの演出を選択。選択したデザインと演出によって、映し出される色や映像が変化するため、参加者自身がクリエイターとなって演出を創り上げていく。

 車体へのマッピングだけではなく、レース中にコース内外にも演出が施されており、演出はKing Gnuのリーダー常田大希が率いるクリエイティブ集団「PERIMETRON」と協創。投影されるさまざまな演出によって、コース自体もレトロなゲーム風の世界観から、SF映画の近未来のような世界観へとシーンが徐々に変化していき、約1分間の作品体験ができる。

 レースの流れとしては、ミニ四駆が走り出すと、参加者が選択したボディデザインが車体にマッピングされる。サーキットにレトロなゲーム風のステージが出現し、コース上に現れたコインをミニ四駆が通って獲得すると音がなったり、さらに進んでいくと、車体がみるみるうちに虫に変化したりと、ゲーム風の世界観を味わえる。

 そして、SF映画の近未来のようなステージに変化し、ミニ四駆の車体からは光線が出て、コース上に軌跡となって出現。最後は今までの要素があわさった異空間のようなステージに変化してゴールする。なお、自分でカスタマイズしたミニ四駆のレース走行の様子を映像に収めたオリジナル動画が、自身の作品としてプレゼントされる。2人ずつ体験可能な1レースにつき、パターンが180通りある。開催期間は4月下旬まで。