歌舞伎俳優・尾上菊之助が14日、都内で行われた国立劇場3月歌舞伎公演『通し狂言 義経千本桜』の取材会に出席した。

 『仮名手本忠臣蔵』『菅原伝授手習鑑』と並び“歌舞伎の三大狂言”とされる『義経千本桜』。同舞台で尾上は「忠信」「知盛」「権太」の3役を務める。3月3日〜26日に東京・国立劇場で上演。

 会見で「3役を務めることが本当に夢でした」と感無量の表情を浮かべた尾上は「『義経千本桜』は古典の王道。非常に古い作品と思われるかもしれませんが、普遍的なこと、人間のカルマ、業について描いている作品。そういう意味では現代のお客様にもご納得いただける内容になっている」とアピールした。

 昨年12月には、主演を務めた新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』(東京・新橋演舞場)の公演中に負傷するハプニングも。報道陣から現状を心配されると「おかげさまで今月に入りまして、休養が明けました。リハビリも含めて順調です」と報告し、同舞台の開幕に影響はないと強調していた。