ジム・ジャームッシュ監督の最新映画『デッド・ドント・ダイ』の公開を記念して、TBSラジオ『ACTION』(月〜金 後3:30)と『荻上チキ・Session-22』(月〜金 後10:00)で、監督インタビューの模様を放送。きょう24日には、『ACTION』火曜パーソナリティーの尾崎世界観、4月2日には『Session-22』の荻上チキ氏がジャームッシュ監督にインタビューをした模様が流される。

 バンド名、クリープハイプの“ハイプ”はジャームッシュ監督作品『ナイト・オン・ザ・プラネット』からとっているほどの、監督の大ファンである尾崎。監督は「そんなに好きでいてくれているなんてうれしい、君のバンド聞いてみるよ」と反応し、尾崎が現在の世界中で困難な状況下での「音楽や芸術の役割」についても問いかけると、監督は「音楽は自分のスピリットを高めてくれるもの。アートというものは世界を美しいものに見せてくれる力を持っている。世界中で困難な状況下にあるけれど、そういう時こそ分断ではなく、お互いに思いやりを持てるような世界になりたいね」とメッセージを送った。

 無類のゾンビ好きである荻上氏は、監督にとってゾンビとはどのような存在かを質問。ジャームッシュ監督は「何も考えない羊のように誰かに追従する人間たちすごくわかりやすいメタファーだと思う」と独自の考えをコメント。荻上氏が本作のティルダ・スウィントン演じる謎の葬儀屋が、刀や典型的な日本像を描いているように感じると伝えると、ジャームッシュ監督は「昔ながらのゆっくりとした小津安二郎のような日本映画や、日本文化が好き。今回はデティールを大切に作品に取り込んだよ」と日本からの影響があるとコメントしていた。