新型コロナウイルスの影響を受け、公開が延期されていた俳優・菅田将暉と女優・小松菜奈のW主演映画『糸』が、8月21日に公開することが決定した。

 同作は、中島みゆきが知人の結婚を祝して作り、1998年にシングルリリースされた名曲を実写映画化したもの。菅田が演じる高橋漣と小松が演じる園田葵は、13歳のとき北海道で出会い初めての恋をする。しかし、葵は養父からの虐待に耐えかねて、町から逃げ出し、母と北海道を移ることに。離れ離れになった2人は、それから8年後、東京で再会を果たすも、北海道で生きる決意をした漣と世界中を飛び回って自分を試したい葵は、別の人生を歩み始めていた。さらに10年後、平成最後の2019年に、もう一度だけ2人はめぐり逢うことに…。

 この数ヶ月、多くの映像作品の公開が延期となり、全国の映画館も営業を自粛した。その中で無事に公開日が決まり、菅田は「運命はいつも残酷で僕らには何も教えてくれない。この数ヶ月世界中が人とのつながりに飢え、一度立ち止まり考えました」と振り返りながら「そんな中、公開出来そうだと聞いた時は純粋にうれしかったです。それどころじゃないかもしれませんが、一つでも日常が戻ってくることがぼくは純粋にうれしかったです」と心境を明かした。

 小松も「失うものあれば得るものもある。色んな事を感じ、考える時間の中で改めて人と人のつながりこそが救いだと感じました。そんな中、映画『糸』が公開される事が決まり、素直にとてもうれしく思います」と安堵した様子で「この“糸”が人と人との仕合わせにつながりますようにそう願っています」と呼びかけた。

■以下、キャストのコメント全文
菅田将暉
「運命はいつも残酷で僕らには何も教えてくれない。この数ヶ月世界中が人とのつながりに飢え、一度立ち止まり考えました。
そんな中、公開出来そうだと聞いた時は純粋にうれしかったです。それどころじゃないかもしれませんが、一つでも日常が戻ってくることがぼくは純粋にうれしかったです。
この巡り合わせが、また小さな救いでありますように、この映画が人と人とをつなぎますようにどうかよろしくお願いいたします」

小松菜奈
「いつもの日常が180°変わった今。会える事が当たり前で過ごしていた中で、会ってはいけないという選択肢に変わることってあるんだ。会わない事が相手を救える何度考えてもやっぱり不思議な日々でした。
失うものあれば得るものもある。色んな事を感じ、考える時間の中で改めて人と人のつながりこそが救いだと感じました。そんな中、映画『糸』が公開される事が決まり、素直にとてもうれしく思います。ありがとうございます。
皆さんの今にどう映るのか、楽しみにしていて欲しいです。この“糸”が人と人との仕合わせにつながりますようにそう願っています。よろしくお願いします」