2018年に製作費300万円と超低予算のインディーズ映画ながら興行収入30億円を突破、累計250館以上と異例の大ヒットを記録した映画『カメラを止めるな!』。同作を手掛けた上田慎一郎監督とキャストが再集結し“完全リモート”で撮影・編集した短編映画『カメラを止めるな!リモート大作戦!』が、きょう1日午後6時からYouTubeにて配信された。

 製作過程は、ビデオ通話の画面録画とキャストのスマートフォンの自撮り撮影で映像を集め、上田監督が編集。さらに「応募者全員採用!」と銘打ちSNSで一般募集したエンドロールダンスには、305人が出演。子どもから年配者まで幅広い層からの応募があり、韓国、カナダ、カンボジアなど海外の人たちも登場する。また、同じく一般募集された「こちょこちょされて大笑いする映像」も20人以上の映像が採用されている。

 上田監督は「1ヶ月前『今、自分にできることはなんだろう?』と考え、本作の緊急制作を決めました。とにかく気分が明るくなる愉快痛快な楽しい映画を! と作ったつもりなんですが…自分自身、編集をしながら涙が止まらなくなってしまった場面が2ヶ所ありました」と振り返る。

 続けて「いつの間にか本作は自分の想像を遥かに超えたものになっていました。半分は誰かの娯楽のために。半分は自分を救うために。この作品を創ったんだと思います。『今』しか創れないものが出来ました。ぜひ『今』見てください。この作品が誰かの気分を少しでも明るくすることができますように」と本作に込めた思いを語る。

 主演の濱津隆之は「完全リモート、完全自撮りならではの粗さもまた、面白味のひとつになっていたり。取りあえず、何も考えずにただただ笑ってくれたらと思います」とコメントを寄せた。