お笑いコンビ・ナインティナインの矢部浩之(48)が、7日深夜放送のニッポン放送『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン(ANN)』(毎週木曜 深1:00)に生出演。先月23日深夜放送の同番組内での発言をめぐって、先週の放送で相方・岡村隆史(49)を“公開説教”したが、2週連続で相方のために出演し、2014年にコンビでのラジオを終えた時の真意を改めて語った。

 2010年、岡村が休養に入った際、矢部はひとりで番組を続けて、助っ人ゲストとともにANNを行ってきた。5ヶ月後に岡村が復帰した時の心境として「僕なりに腹を括って、それなりに楽しくやらせていただいて。5ヶ月で復帰して本当に良かったなと。帰ってきて『あー良かった』とすごく安心したんですね。で、一段落というか役目を終えてしまった気持ちになったんです」と回想。

 そして、14年8月末に卒業を発表。改めてその理由をリスナーから質問されると、「当時言った理由なんです。ひとつじゃなく、達成感が出てしまった」と明かした。

 矢部は続けて「1人でいけるかと思って、リスナーやゲストの助けもあって、楽しくなってきて。半年くらいで帰ってきて、ホッとしたら何なんやろ、また気持ちが前に戻るかと思ったけど、違った。(岡村が)治って上り調子になったけど、オレがまた『2人でやろう』とならなかった。安心したと言うか。卒業理由をハッキリ言ってくれてと言われたら、『楽しくなくなった』」と告白した。

 一方、岡村は「ラジオを卒業しようと思ってると言われた時、本来なら引き止めないといけなかったのに、今となっては間違ってるけど(矢部が)ラジオに対するモチベーションがなくなったと思ってしまった」と微妙なすれ違いがあったと回顧。「卒業しようと思ってると言われたら、すぐにわかったと言ってしまった。オレはまだラジオに出たいと思うと伝えた」と相方を引き止めなかった自分をくやんだ。

 岡村は、ひとりでラジオを続けていく決断をしたが「オレはリスナーが離れていくのが怖かった。意地でもナイナイのほうが良かったという人がいるから、負けるかという思いでやった。すぐに始めたいと言ってしまった」とラジオへの愛ゆえの選択だったと振り返る。「相方のそういう思いがわかってなくて。あのときに引き止められたのはオレしかいないと、いろんな人に言われたし…」と口にすると、矢部が「たらればだけど、直接続けてくれと言われても、辞めてたと思う」とやさしくフォローを入れながら「でも、直接話すことに意味があったと思う。結果が一緒でも」と語った。

 同番組は、1994年4月に『ナインティナインのANN』としてスタート。2014年9月に矢部が卒業し、以降は岡村が単独で出演してきた。人気深夜ラジオとして50年以上の歴史を誇る『ANN』の中でも、岡村は歴代最長パーソナリティーで、現在もその記録を更新している。