ピン芸人の浜ロンが先月10日に発売した書籍『ダ名言』(主婦の友社)が、じわりじわりと人気を集めている。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、緊急事態宣言真っただ中の発売となったこともあり、サイン会なども実施できず、街の本屋も軒並み休業となってしまったことで、売行きが不安視されていたが、このほど重版が決定した。

 事務所の大先輩である、くりぃむしちゅー・上田晋也の付き人をずっと勤めてきた浜ロンは、日本テレビ系バラエティー番組『月曜から夜ふかし』では前説芸人としても話題に。2015年の秋に上田から「○○芸人という、自分の名刺になるような芸風をつくれ」という宿題を授かった。16年の正月の発表を前に、浜ロンは友人・知人の芸人仲間を中心に「自分のいいところ、悪いところを教えてほしい」と徹底的に取材を決行した。

 そうした結果、相手に対して攻撃的な姿勢を取ることはないし、後輩芸人が自分を追い越してブレイクしても嫉妬の気持ちも全然起こらない「ハト派芸人」を自任。こうした活動の一環として、同年4月からイッターで自分の人生に関する考え方や幸せについてなどをつぶやき始めた。

 今現在まで休むことなくつぶやいているが「さみしいなんてのは楽しいを基準にしているから。基準は無ですよ、無」「なんだかすべてが嫌になったなんて感情も、後ろ向きではない感情です。無理した前向きより素直じゃないですか」といった、ハト派芸人らしいラインナップがズラリ。同書につづられている浜ロンの「ダ名言」が、これからの時代の生き方のヒントを与えてくれそうだ。