モデルでタレントの鈴木ちなみ(30)がYouTubeチャンネル『ちなみtour』を19日に開設した。過去に日本47都道府県や海外28の国と地域を旅した鈴木だからこその情報を発信するチャンネルとなる。ORICON NEWSのインタビューでチャンネル開設の理由や、今の思いを語ってくれた。

■旅成功を発信 日本の魅力再発見を約束「その手助けを」

 開設したばかりの『ちなみtour』の反響を問われると鈴木は「たくさんの方に見ていただいた。もちろん私のことを初めて知る方もいらっしゃるんですけど、長くファンでいてくださる方がテレビではない媒体で私を見られることを『うれしいです』と言ってくださった。私も、とてもうれしいです」と笑顔を浮かべる。

 同チャンネルでは自らの経験を踏まえた情報を発信。「これまで日本や世界のいろいろなところに行ってきたので、オススメの場所や食べ物、その食べ物を料理して再現してみたり、オススメのツアーを紹介したり、旅にフォーカスして伝えていきたいですね」と意気込んだ。

 しばらくは新型コロナウイルスの状況を踏まえ、国内をメインとした内容となる。ただ、そこも鈴木ならではの考えが。「実際に海外に出ると『意外に日本のことを知らなかったんだ』と教えられました。私の出身地の岐阜のこともですし、日本の特産品や伝統工芸品とか知らないことが多い自分に海外で気づきました。国内を旅することが増えると思う。海外に目が行っていた人も、国内に目を向けて日本の新たな魅力を発見する機会になれば。『ちなみtour』を通して、その手助けをしたいですね」と呼びかけた。

 ちなみに“岐阜のいいところ”を問うと「いつも言っているのですが『何もないところ』です」と即答。「ディスっているように聞こえるかもしれないですけど、自然があって、空気も水もすごくキレイ。食べ物もおいしいし、温泉もある。行くと何もないから自分の心と身体をトリートメントできます」とにっこり。「岐阜県の飛騨・美濃観光大使もやっていますので、岐阜に関する動画をアップします。楽しみにしてもらえれば」とメッセージを送った。

 「撮影はテンポよく進んでますね。自分でとても考えてます。正確な情報を伝えないといけないので、インターネットで調べたり、お店に電話して『これ、いくらでしたっけ?』と聞いたりしている。それを抽出してます! 撮影は早い方なので、編集が終わってない動画が結構たまってます(笑)」とする。目標は登録者数10万人。ただ「数字も大事ですけど、私は自由に発信できるツールがあるだけで楽しい。私が楽しく取り組む様子を見てほしいですね!」。

■チャンネル開設は「必然です」 誰もがYouTuber時代を見据え

 YouTubeを始めようとしたきっかけは、こう話す。「必然です。私自身もYouTubeを見る機会が増えている。昔は、みんながブログをやっていた時代があって、今はみんながインスタグラムのアカウントを持っている。これからは5Gが進む。どんどん動画が簡単に見られる環境になると思うんです。そうしたら、みんながYouTubeのアカウントを持つのがスタンダードになると思う。それも見据えてチャンネル作りたいと思いました」。

 偶然にも高校時代の友人もチャンネルを開設したそう。「会社員をやっている同級生の友だちの中にも『実はYouTubeを始めたんだ』という子もいます。その子と『カメラはどういうのがいい』とかを機材の情報交換をして楽しかったです。写真より動画の方が伝わることが多いと思います。ホントに1人1アカウントの時代になってます」と時代の変わり目を敏感に感じ取る。

 主に視聴するのはモデルのチャンネルが多いそうで、カジサックも「ファミリーな感じでほっこりします」。カジサックに代表されるようにYouTubeといえば、芸能人の家庭の様子がチラリと見えることも。今年2月に結婚したばかりの鈴木は「ほっこりさは、どこかで出せたら。料理するシーンもあるので、私のおうちのキッチンも初公開します(笑)。今は1人で撮影することが多いですけど、今後は主人に助けてもらうこともあるかもですね」と朗らかな表情を見せた。

 同じ事務所では西山茉希も開設している。“映えない”がおいしい茶色料理や保存容器でシャカシャカする料理テクなどを紹介し話題をなった。「西山さんもスゴいですよね! 料理の生配信を始めたばっかりのころに何回か拝見した。それを、ずっとやられている。ホントにスゴい。まねしたいけど、まねできない…。でも、先輩なので、いろいろお聞きしたいですね」と希望。「視聴者にみなさんにも私ならではの『トレードマーク』を探してほしいですね」と期待した。

 自粛期間の過ごし方も明かす。「こんなにも家にいることは仕事を始めてからはなかった。すごく楽しかったです。1日3食作って、そうじや洗濯、家事をして、3日に1回スーパーに行く生活をしました。YouTubeを見ながらヨガしたり。あとは自粛期間が始まったぐらいにYouTubeチャンネルの開設の話が進んで、準備の時間に当てました。撮影テストやライトの機材を揃えたり。毎日、やることがありましたね。自粛期間はスケジュール管理をしてくださる方がいない。1日をカスタマイズする楽しさを感じました」と前向きに過ごしたという。

 そして「自分1人で撮影すると今まではカメラマンさんや照明さん、ディレクターさん、いろんな人に助けられて仕事をしていたんだと感じました。今までお仕事をしていた環境は恵まれていたんだなと思いましたね」と“日常”のありがたさを感じたそう。

 最後は「トークショーでは私の旅の話をさせてもらうんですけど、番組やメディアだとなかなか発信できない。YouTubeは、そこが魅力かなと思います。私の1番の強みである旅を通してワクワクすることを発信していきたいです。ぜひ、チャンネル登録とグッドボタンをお願いしますね!」とYouTuberらしく呼びかけ。そして「新しいことに取り組むのは、いくつになっても楽しいですね」と屈託のない笑顔を見せていた。