最初から他人に頼らない!ドラえもんは"ひみつ道具"でのび太を甘やかしていなかった

最初から他人に頼らない!ドラえもんは"ひみつ道具"でのび太を甘やかしていなかった

こんにちは、ヨムーノ編集部です。  

国民的マンガ「ドラえもん」。  
今までの人生で1度くらいは自分は「のび太」よりはマシと思ったことはありませんか?

実はその「のび太」の生きかたには学ぶべきことがたくさんあります。

ここでは、「ドラえもん学」を研究している横山泰行さん著書「のび太」という生きかた」(出版社:アスコム)の中から一部を抜粋・編集して、「のび太なり」の努力をご紹介します。

※登場人物のひとり源静香の呼び方は、「しずかちゃん」が広く知られていますが、本書ではマンガでの表記「しずちゃん」を用いることにします。

「のび太なり」の努力で十分
ぐうたらで泣き虫ののび太でも多くの大きな夢を達成できたのは、彼の努力があってこそ。  
とはいってもただ努力するのではなく、少し気をつけることがあったのです。

最初から他人に頼らないようにする  
のび太は、自分では何もしないで、ドラえもんの助けを待っているだけ、という印象を持っている人は多いでしょう。

でも、『ドラえもん』全作品の「吹き出し」を分析した結果、のび太は決して最初からドラえもんに泣きつくわけではないことがわかりました。結局は本人の能力不足で克服できない場合が多いものの、のび太はいったんは彼なりに頑張って、問題に挑むのです。  

のび太が自分で努力をしてもダメだったときや、彼が事態を複雑にしてしまったときに、ドラえもんは状況を的確に判断し、解決のために最もふさわしいひみつ道具「ハッスルねじ」を出しています。

みなさんが思っている通り、のび太はもとからのんびりした男の子で、平均的な子どもたち
が時間内でできることもすごく時間がかかります。

もし、のび太が泣くとすぐにドラえもんがひみつ道具を出すのであれば、もっと前からのび太に「ハッスルねじ」をつけてあげているのではないでしょうか?

「ガツガツ」「ムシャムシャ」「ガブガブ」と、一生懸命に食べても、給食が時間内に終わらない。

授業の問題を解こうとしてもできない。    
ママの言いつけを守って宿題をしてから遊ぼうとすると、宿題が終わらない。  
あげく、ジャイアンやスネ夫に「のろまだなあ」と置いていかれる。  

こうやって、のび太なりにひとつひとつの課題を克服しようとしたのにどれもうまくいかず、のび太は「ポロリ」と涙を流します。そんなくじけそうなのび太に、ドラえもんはようやくひみつ道具を出すのです。

それぞれの問題は、勉強やスポーツが苦手であることや、のんびりしたのび太の性格に起因しているのですが、あとちょっとのび太に馬力があれば、克服できたはずです。

だから、ドラえもんは「ハッスルねじ」を使って、くじけそうなのび太をサポートしてあげたのです。いつでもどんな状況でも、ひみつ道具でのび太を甘やかしているわけではありません。

このように、ひみつ道具の登場は、一時的にはのび太の課題解決に貢献することもあります。

しかし、どんなにひみつ道具を駆使したところで、のび太の課題の本質的な解決にはつながりません。  
最終的には、のび太の意志と実践力こそが、課題解決への一番大きな要素となったのでした。

直感で決断。とにかく動き出す  
のび太は直感で動くことが多いでしょう。  
「ぼくだって○○ならできる!」「こんな道具(力)があればできる!」「こんな使い方だって考えられる!」と考えるのは、まさに直感そのもの。

しかし注目したいのは、のび太が直感を信じて、すぐに行動を起こすこと。  
しかも、軌道修正も素早く、何度も繰り返すのです。

また、のび太は最初から何もしないで「できない」と言ったことはほとんどないのも必見。
自分の力の限界をはじめから線引きしないのです。

失敗を恐れることなく即行動に移し、現場で何度か検証していく。これこそが、のび太の長所なのです。

マンガに感化されたり、しずちゃんに一目置かれたいという単純な理由で、大胆にも「忍者になれるならどんな修業でもするから!」と言えるのび太は、まさに直感の人。

屋根よりも高く跳んだり、疾風のように速く走ることを夢見て取り組みましたが、あっという間に己の考えの甘さに気づきます。

失敗や、自分に向いているかを確かめるのは、早ければ早いほどいいので、彼のこのスタンスは見習うべきだといえます。

のび太の場合、絶えず何かをしなければいけないといった心情で行動に駆り立てられていま
す。こうした行動力が、夢を現実に引き寄せる原動力になっているのでしょう。  

直感やひらめきに素直にしたがうことのできるのび太は、意識が新鮮なうちに動き出すので、つねに目標に向かって進んでいけるのです。

また、水上歩行の術の練習がうまくいかず、「水の上なんか歩いてもしょうがない」とさっさと諦めて次の練習に移る、切り替えの速さも注目したいところです。  

決断が早いというよりも、飽きっぽいのではないか、と思う方もいるかもしれませんが。しかし、一度は失敗を経験したうえで、ラチがあかないと判断したら、次のアクションを起こすのは非常に大切。

世界中がネットでつながり、地球全体でスピード社会となった現代社会では、彼のこの切り替えの速さは重宝されるでしょう。

忍術会得を目指すのび太ように、「どんな修業でもするから!」と、直感を信じて行動を起
こさない限りは、成功も失敗もしません。

もちろん、失敗してしまうことは辛いこと。でも失敗したとしても、心と体は、以前よりも
強化されているはずなので、以前よりも自分は確実に成長しているのです。そんな自分の変化も楽しんでみませんか?


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