じっくり読みたい!いじめられる「のび太」が登校拒否しない原動力とは

じっくり読みたい!いじめられる「のび太」が登校拒否しない原動力とは

こんにちは、ヨムーノ編集部です。  

国民的マンガ「ドラえもん」。  
どこでもドアなどの秘密道具が本当に欲しいなぁ〜と思ったことあると思います。

ここでは、「ドラえもん学」を研究している横山泰行さん著書「「のび太」という生きかた」(出版社:アスコム)の中から一部を抜粋・編集して、ドラえもんが取り出す秘密道具の考え方についてご紹介します。

※登場人物のひとり源静香の呼び方は、「しずかちゃん」が広く知られていますが、本書ではマンガでの表記「しずちゃん」を用いることにします。

ドラえもんは、あなたにもいる  

辛いとき、悲しいとき、くじけそうになったとき、「ドラえもんがいてくれたらな……」と、一度は思ったことがあるのではないでしょうか?でも、ドラえもんの代わりになるものは、いくらでも見つけることができるのです。

幸せになった自分の姿を想像する   

のび太は学校に遅刻したり、学用品や宿題を忘れて廊下に立たされてばかり。居残りさせられることも、珍しくありません。  

学校の登下校時や放課後にはよく、ジャイアンやスネ夫にいじめられています。  
家に帰っても、ママからは勉強やお手伝いをするように、毎日のように言われ続けているのです。

こんな日々を過ごすのび太ですが、**不思議と登校拒否の兆候はまったく認められません。** 
家に引きこもることもなく、学校に通っています。  

その原動力は、いったい何なのでしょうか?

のび太の人生の最大目標は、ドラえもんと出会う前から、しずちゃんと結婚することにあります。小言を言われても、いじめられても、「しずちゃんと結婚する」と信じているから、のび太は「もう嫌だ!」と人生を投げ出したりしません。

ドラえもんの登場により、ひみつ道具「タイムマシン」や「タイムテレビ」によって、しず
ちゃんとの幸せな結婚生活をイメージできるようになったから、のび太は辛い毎日にも関わらず、くじけることなく、不登校にも陥らないで日々を送ることができるのです。

もちろん、現実社会を生きる私たちはタイムテレビで「幸せな自分」を実際に見ることはできませんが、幸せな未来を夢見ることくらいならできるはず。

人生にはいつも向かい風が吹いています。  
ついつい厳しい現実に押しつぶされて、意気消沈することもあります。

もし、今が辛いのであれば、それを乗り越えて幸せになった自分を想像しながら、今できることをひとつずつやっていけばよいのです。

人生において、諦めそうになる心を前に向かせてくれるのは、眼前に広がる未来の可能性です。のび太は、タイムテレビで子育てに励んでいる未来の奥さんであるしずちゃんの姿を確認したので、面倒なお手伝いも、小言も、受け入れられるのです。

夢を叶えた自分をイメージする、つまり未来を想像することは、人を成長に導いてくれます。その未来に向けて、今の自分には何が足りず、何をすべきかが見えやすくなるからです。

逆に、今を生きている自分が「できるわけない」と思い込んで努力を怠ることで、未来の自分の可能性を制限すると、夢のある未来を思い描くことが難しくなるでしょう。

現在充実した形で生活できている人は、明るい未来を約束されたも同然です。  
現在の生きかたは、未来の自分をも大きくコントロールするからです。

目標から逆算して、今すべきことを洗い出す  

前述のように、「タイムテレビ」や「タイムマシン」のおかげで、のび太はしずちゃんとの幸せな結婚生活を確信できるようになりました。  

それによって、困難にもくじけないで頑張ろうという気持ちにもなっているようです。  
物事をすぐ諦める人と、諦めずに最後まで解決しようとする人との違いのひとつは、先が見えているか、見えていないかということ。

先が見えている人、つまり、成功した自分を想像できる人は、今自分が何をやるべきかがはっきりとわかる人です。
そして、その課題を解決する方法を導き出せる人です。  

逆に、先の見えない人は将来が不安になり、何事に対しても優柔不断になりがちです。

将来の自分が頑張っている姿を見て、小学生ののび太は、未来のパートナーとなるしずちゃんを幸せにすることを目標に決めます。

そのために、苦手な勉強も頑張ろう、だらしない暮らしもやめよう、と今やるべきことに気づき、その課題を克服しようと固く決心します。

このように、未来の「なりたい自分」を描くことによって、そのために何をすればよいのか、といった課題は自ずと見えてくるのです。

のび太のこれからの人生には、あらゆる試練が待ち構えています。  
試練に押しつぶされそうになることもあるでしょう。

でも、未来をしっかり見通せたのび太は、困難に立ち向かい、対処していくことができるのです。  

幸せな未来を想像することで、自分の奥さんになったしずちゃんや、ノビスケが絶えず生きる勇気を与えてくれるからです。

いつまでも未来に希望の持てない人生では、人は長い試練に耐えることはできません。  
でも、試練は人にとって次のステップに進むための節目にすぎませんから、人生に絶望する必要はありません。

大人ののび太が言うように、「人生はまだまだ長いんだ。これからが勝負」なんですから。
もちろん、私たちは「タイムマシン」も「タイムテレビ」も持っていません。

しかし、ここで落胆してはいけません。  
その代わりに、未来を展望できる心と、未来を切り開く強い意志なら誰でも持てるからです。

将来の夢が叶うと確信できれば、「タイムマシン」を見て幸せな未来を夢見る気分になっているのび太と同じ状況にあるといえるのではないでしょうか。

豊かな未来を信じて、諦めずに突き進みましょう。


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