定年後も働く目的は「生活費」 一番不安なのは収入ではなく・・・

定年後も働く目的は「生活費」 一番不安なのは収入ではなく・・・

 定年の引き上げやフレックスタイム、在宅勤務の導入など、昔と比べると日本人の働き方は大きく変化してきている。寿命とともにセカンドライフの期間も延びているが、あなたはいつまで働きたいと思っている? SOMPOホールディングス(東京)は、20〜60代の男女1,101人を対象に、「人生100年時代の働き方」に関する意識調査を実施した。

 最初に、「あなたが社会人になった時、将来何歳まで働こうと考えていたか?」と質問すると、どの年代も「60〜64歳」が一番多かった。次いで「わからない・不明」となったが、「65〜69歳」とする人も全年代で1割程度いた。次に、「現在、将来何歳まで働きたいと考えているか?」と聞いたところ、60代で一番多かったのは「70歳以上」(53.4%)。40・50代では「65〜69歳」となり、20・30代は「60〜64歳」だった。「わからない」と回答した人も全体で2割近くいるが、年齢が上がるほど、長く働きたいと考えている人は増えるようだ。

 「65歳以降の働き方」で希望するのは、「フルタイム」が30.2%。次いで「週3日程度」(26.2%)となるが、「65歳以降は働きたいと思わない」人も16.8%いた。「将来、どの程度お金が必要か計算したことがある」人は23.5%いる一方で、「計算してみたいが、やり方がわからない」とする人は32.5%。そして、「考えたことがない」という人も32.3%いた。

 「仮に65歳以降も働く場合の想定月収」を尋ねると、一番多かったのは「10万円程度」(33.9%)。次に「15万円程度」(25.4%)、「20万円程度」(14.5%)となった。「65歳以降も働き続ける目的」は、やはり「生活費などのお金を稼ぐため」が一番多く62.7%。2位は「仕事を通して社会との関わりを維持したいから」(13.3%)となり、3位は「健康維持のため」(12.5%)となった。

 「長く働き続けるために何かに取り組んでいる」人は約半数。「健康増進」が最も多く、次いで「資格などの専門知識習得」となった。ただ、「長く働くことへの不安がある」人も65.2%。一番は「自身の健康維持」(43.2%)となり、「希望する収入を得られるか」(28.7%)よりも10ポイント以上高かった。どの年代でも体を壊しては仕事ができないから、人生100年時代は、いかに健康な体を維持させるかが今まで以上に重要となってくるだろう。


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