地球温暖化などの環境問題を含め、国連が定めるSDGs(持続可能な開発目標)は社会全体で取り組まなければ解決しない。その際、大きな影響力を持つのが各企業だが、日本でSDGsに積極的に取り組んでいる企業はどこだろうか?

 ブランド総合研究所(東京)は、国内有力企業210社について、「企業版SDGs調査」を実施。ビジネスパーソン、投資家、消費者ら20歳以上の9,561人に、各社の好感度・SDGsへの取組の評価・ESG活動の評価(20項目)・投資経験などについてインターネット経由で聞き、TOP100のランキングを発表した。

 栄えある1位は「トヨタ自動車」。同社は、社会貢献(CSR)活動・科学技術・世界平和・法令順守の4つのESG活動項目で1位に。ESG活動(20項目)全体の総合評価でも1位に輝いた。2位は「アサヒビール」。公平な取引・働き方改革などの項目で高い評価を得た。3位の「旭化成」は、SDGsの重要性を積極的に発信していて、SDGs認知者から高い評価を得ている。4位の「サントリー」は環境活動、社会貢献、文化・芸術活動の情報発信がいずれも1位。5位「パナソニック」は「高齢者や障がい者にやさしい」などの評価が高いのが特徴だ。

 一方、回答者にSDGsそのものについてどれくらい知っているかを聞いたところ、6割以上は「知らなかった」と回答。「名称だけは知っている」15.1%、「主な内容は知っている」11.2%、「趣旨は知っている」7.2%で、「SDGsの趣旨および詳細な内容について知っている」はわずか5.4%だった。SDGsの目標自体がまだまだ浸透していないことが分かる。また、210社全社を対象に、SDGsへの取り組み状況を

 尋ねたところ、「本格的に取り組んでいる」とした人は平均で4.4%。「少しは取り組んでいる」も10.1%で、各企業の取り組みを高く評価している人は少なかった。

 ランキングの詳細はHPから。