先方に出向かず、在宅で非対面コミュニケーションをとることが増えた。話す内容は同じでも、パソコンやインターネットというツールを間に挟むことで、変わってくること、気を使わねばならないこともある。リクルートキャリア(東京) が、「Web面接について不安に思うこと」を学生に尋ねたところ、Web面接経験者は未経験者に比べて、通信環境や、視線をどこに向ければよいかなどに気を使っていることが分かった。

 大学生 327人、大学院生 143人を対象にした調査。Web面接について最も多くの学生が不安に思っていたのは、「自分の話が伝わるか」(68. 5%)という点。ニュアンスや雰囲気が伝わるのか、(相手の)表情が読み取れないといった不安が挙がったが、反面「面接中にメモを取れる」「対面より緊張しない」など長所もあるようだ。続いて、通信環境(64.2%)や視線をどこに向ければよいか(63.2%)が続く。Web面接経験者と未経験者で比較すると、通信環境、視線の先、映像と音声のタイムラグなどについては、経験者の方が心配する人が多かった。技術的な問題は、実際にやってみて気付くことが多いようだ。

 同社の就職みらい研究所、増本全所長は「Web面接のみならず、社会に出た後もWebの会議や打ち合わせなどが増えてくることは十分に考えられます。今のうちにWebでのコミュニケーションに慣れておくことで、どのように伝えたらよいのか考えておきましょう」としている。