駅構内や街中で遭遇する危険な歩きスマホ。神奈川県大和市では全国に先駆けて、歩きながらのスマートフォンの使用を禁止する条例が7月からスタートした。罰則規定はないが、果たして歩きスマホをする人は減るのだろうか? そこでオーヴォ編集部は「全国で歩きスマホ禁止条例が施行されたら、自分の歩きスマホはやめられる?」というアンケートを行ってみた。

 アンケートは、J:COMの投票機能を使って7月6〜13日に実施し、男女497人から回答を得た(コア層35〜49歳)。回答のトップは「やめられる」で65%。以下、「罰則があればやめる」(20%)、「やめられない」(10%)、「注意されそうなのでやめる」(5%)と続いた。

 7月13日には東京都足立区でも、公共の場所での“ながらスマホ”禁止などを盛り込んだ、罰則規定なしの条例が施行された。歩きスマホは世界各国でも社会問題となっており、米・ハワイ州ホノルル市は2017年に、最大で99ドル(7月15日時点で約1万600円)の罰金を課す歩きスマホ禁止条例を施行している。ちなみに、ハワイを訪れる日本人も処罰の対象になるので注意が必要だ。

 歩きスマホは深刻な事故につながることもある。東京消防庁によると、管内の歩きスマホなどが原因の事故での救急搬送数は、2014〜2018年で計201人。前の4年間と比べて増加傾向にある。比較的マナーが良いとされる日本人だが、街中では歩きながら、自転車に乗りながらスマホでしゃべる姿が、残念ながらあちこちで見られる。今回制定された条例はいずれも罰則規定のないものだが、アンケート結果を見ると、一定の心理的なハードルとなることは期待できそうだ。

 もうすぐ夏休みを迎えれば、小中学生がスマホを持って遊びに出掛ける機会も増えると思われる。歩きスマホ禁止条例の話題を一つのきかっけに、スマホの安全な使い方を今一度親子で確認しておいてもよいだろう。