宮城県の村田町は、近い将来、赤字決算となる可能性が高いとして「財政非常事態」を宣言しました。
大沼町長は、町民の理解を得て財政の健全化に取り組むとしています。

村田町 大沼克巳町長「この宣言がトリガーになることで町民・職員含めて全体的な財政体質を変える第一歩になればいい」
大沼克巳町長は、「財政非常事態宣言」について、14日、町議会に説明したと明らかにしました。
村田町は、町の貯金にあたる「財政調整基金」を2014年度から切り崩し、昨年度の残高は2億9500万円。数年以内に赤字に転落する可能性が高いということです。
原因の一つは、人口減少により町税収入が減ったこと。昨年度はおよそ13億1千万円と、4年間で9千万円少なくなりました。
また、町の借金返済のための「公債費」として、年間7億円ほど支出が必要だということです。
「財政非常事態宣言」は、法律で定められたものではなく、赤字転落を防ごうと、自治体が決意を示すものです。
町民は「前から話あったので特別な驚きはない」「もっと活力ある村田にしてもらいたい」
大沼克巳町長「町が活性化できるように色々な施策をやっていきますので、ご理解いただきたい」
村田町は今後、町有地の売却や職員の削減などを進めることにしています。