ナイコムは、同社が取り扱うGRADOより、エントリー向けMI型フォノカートリッジの第3世代「Prestige Series3」全6モデルを7月17日より発売する。ラインナップと価格は以下の通り(価格は全て税抜表記)。

Prestige Series3

・Prestige Gold3:¥32,800

・Prestige Silver3:¥28,500

・Prestige Red3:¥21,500

・Prestige Blue3:¥15,700

・Prestige Green3:¥13,500

・Prestige Black3:¥9,800

カンチレバーに搭載された磁性体の金属を動かすことで発電する方式のMI(ムービングアイアン)型のフォノカートリッジの、エントリーシリーズ第3世代となる製品。同社の最上位 “Lineageシリーズ” で培われた独自技術を応用し、ブルックリンの本社工場にて全工程手作業で生産。同社のシグネチャーサウンドを手頃な価格で提供するという。また、全モデルともT4Pプラグインタイプも同価格で発売される。

ラインナップのうちSilver3/Blue3/Black3がスタンダードモデルとなり、それぞれの中でより厳しい品質検査を通過した個体をセレクトモデルのGold3/Red3/Green3として展開。Black3のうち15%がGreen3、Blue3のうち10%がRed3、Silver3のうち5%がGold3となる。

不要な共振を排除し、回路内で発生するノイズも抑制するというOTL(Optimized Transmission Line)カンチレバーを採用。真鍮製のプッシングに独自の人工ダイヤモンドを搭載したもので、Gold3/Silver3/Red3/Blue3は4ピース、Green3/Black3は3ピースで構成される。

コイル線には超高純度銅線を採用。高度なコイル巻線技術によって生み出される4つのコイル間の正確な調和とツインマグネットシステムにより、歪みを最小限に抑制しながら最適なL/Rバランスを実現し、ボーカルや楽器などの再現性を最大限高めるという。

また、独自のFLUX-BRIDGE設計によりカンチレバーの実効質量を最小レベルとし、全帯域で優れたバランスを実現。ほか筐体自身を制振用ダンピングデバイスとする独自の設計方法により、不要なエネルギーと共振を抑制するとのこと。

再生周波数特性/チャンネルセパレーションは、Green3とBlack3が10Hz - 50kHz/30dB(1kHz)で、Red3とBlue3が10Hz - 55kHz/30dB(1kHz)、Gold3とSilver3が10Hz - 60kHz/35dB(1kHz)。

ほか、全モデル共通で連合負荷は47kΩ、出力は5mV、インダクタンスは45mH。針タイプは楕円で適合針圧は1.5g、出力抵抗は475Ω。質量は5.5gとなる。

同時に全モデルの交換針も発売される。価格は以下の通り(全て税抜表記)。

「Prestige Series3交換針」

・Prestige Gold3:¥18,900

・Prestige Silver3:¥16,300

・Prestige Red3:¥12,600

・Prestige Blue3:¥10,100

・Prestige Green3:¥7,300

・Prestige Black3:¥6,300