米アップルが、年次イベントの開発者向け会議「WWDC(Worldwide Developers Conference)」を、今年は6月22日からオンラインで実施することを発表した。

開催期間はまだ明らかにされておらず、後日Apple Developerサイト、およびiOS/iPadOS対応のApple Developerアプリでプログラムの詳細とともに追加発表される。

今年で第31回目を迎えるWWDCは、世界中に蔓延する新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、初めて全プログラムがオンラインで開催される。参加費用は無料。

オンライン開催になることから、基調講演や各セッションへの参加は史上最大規模となる2,300万以上にまで拡大することも見込まれる。

昨年のWWDC 2019では据え置き型のMac Proと6K解像度のPro Display XDRが新しいハードウェアとして発表されたほか、iOS 13にiPadOSなどソフトウェアのアップデートがベールを脱いだ。

またWWDCでは、iOSやmacOSをはじめとする、すべてのOSの “未来体験” が予告されている。

3月下旬に発売されたiPad Proが搭載するLiDARスキャナと深度検出システムを使った本格的なAR体験が楽しめる、ARKit 3.5のAPIをベースに開発されたARアプリのアナウンスにも期待したい。

さらに海外のメディアなどが報じている「アップルのハイエンド・ヘッドホン」や紛失防止タグの「AirTag」など、これまでに何度かうわさに上ってきたハードウェアの発表もあるのか楽しみだ。

WWDCは世界155以上の国と地域から集まる何百万ものソフトウェア開発者のためのコミュニティ、交流の場としても位置付けられている。学生など若いデベロッパーもWWDCに参加できるよう、参加チケットのほか旅費と滞在費の支援などが含まれるWWDCスカラーシップ枠も設けられてきた。

今年はスカラーシップの代わりに「Swift Student Challnge」と名付けた、Swift Playgroundsによるコンペティションが創設される。

Swift Student Challnageの参加募集は本日5月6日から大西洋時間5月17日23時59分(日本時間では5月18日15時59分)まで、世界中の学生デベロッパを対象に実施される。Swift Playgroundで開発した、実際に操作しながら3分以内で内容を体験できるシーンを募集対象とする。優秀作品を認められた参加者にはノベルティとしてWWDC20ジャケットとピンバッジのセットが贈られる。