ASUS JAPANは、キーボード上部にサブディスプレイを搭載するノートPC“ZenBook Duo”「UX481FL」を本日5月7日より発売する。

価格は、インテルCore i7-10510U CPU/16GB RAM/1TB SSD搭載モデルが219,800円(税込)、インテルCore i5-10210U CPU/8GB RAM/512GB SSD搭載モデルが182,800円(税込)。

昨年同社が発売した“ZenBook Pro Duo”の兄弟モデルとなり、キーボード上部に配置されたサブディスプレイ「Screen Pad+」を引き継ぎつつ、小型/軽量化を図っている。これにより同社では、デュアルディスプレイによる幅広い表示領域を生産性工場に活かせる、ノマドワーカー/テレワーカーやライトクリエイターに適したモデルとしてアピールしている。

メインディスプレイとなる1,920×1,080のノングレア液晶に加え、キーボード上部にタッチ操作対応の1,920×515 ノングレア液晶「Screen Pad+」を搭載。Screen Pad+は一般的なセカンドディスプレイとして利用でき、横長の表示領域は映像編集ソフトや動画配信ソフトのツールバーなど、メイン画面と同時に表示しておきたいウインドウの配置に適している。

また、メインディスプレイとScreen Pad+を1つの大画面として使用する「View Max」、Screen Pad+の表示領域をさらに3ブロックまで分割する「Organizer」、メインディスプレイとScreen Pad+の表示内容を入れ替える「Task Swap」といった豊富な表示機能を搭載する。

さらに、Screen Pad+には専用のランチャーメニューが用意されており、手書きメモや電卓アプリ、ショートカット登録しておいたソフトウェアの呼び出しなどが行える。両ディスプレイの映像表示を処理するグラフィックは、NVIDIA GeForce MX250を採用する。

外形寸法は323W×223H×20.4Dmm、質量は約1.66kgで、ZenBook Pro Duoの359.5W×246H×24Dmm/約2.5kgから小型/軽量化。バッテリー持ちも、Core i7搭載の上位モデルで連続約14.3時間、Core i5搭載モデルで連続約13.9時間の駆動が可能となっている。

本体は、ディスプレイを開いたときにキーボード側が若干持ち上がり、タイピングしやすい角度をつくる「エルゴリフトヒンジ」構造を採用し、冷却系としてデュアルファンを内蔵。アメリカ国防省のMIL-STD-810規格に準拠した高度/落下/高湿度/衝撃/耐震テストをクリアした耐久性も備えるとする。

その他、外部インターフェースとしてmicroSDカードスロット、USB-A×2(うち1基はUSB 3.1/Gen2)、USB Type-C(USB 3.1/Gen2)、HDMI出力、ヘッドホン端子を搭載。Windows Hallo対応の赤外線カメラも搭載する。

今回、発表に先駆けて“ZenBook Duo”「UX481FL」のサンプル機をレンタルできたので、主に昨年発表された兄弟モデル“ZenBook Pro Duo”と比較したインプレッションをお届けしよう。

“ZenBook Pro Duo”と“ZenBook Duo”との間で、大きく異なるのはグラフィック性能/サイズ感だ。

グラフィックについては、メインディスプレイがZenBook Pro Duoの4K有機ELからフルHDのノングレア液晶となり、またGeForce RTX2060から下位グレードのGeForce MX250に置き換わっている。4K HDR動画の視聴や複雑な動画編集、高画質設定でのゲームなど負荷の高い作業をこなすのは流石に難しくなったが、それでもノートPCとしては高めのグラフィック性能を備えている。

その代わり、サイズがひと回り小さくなり重さも2kgを切ったため、ノートPCとしてのポータビリティが高まっているのは大きな利点。バッテリー持ちも最長10時間を超え、一般的なノートPCと比較しても見劣りしない。

その上で、ZenBook Pro Duoゆずりのデュアルディスプレイによる視認性の高さを兼ね備えている。文書作成のエディターと資料、写真編集のメイン画面とツールバーなど、2つのディスプレイに分けて表示することで、いちいちウインドウを切り替える必要がなくなる快適さについては、ぜひ実際に体験してもらいたいところだ。