P&G「男が気づかない」根強いバイアスとは

P&G「男が気づかない」根強いバイアスとは

PRESIDENT WOMAN 掲載

P&Gは世界約70カ国で事業を展開するグローバル企業。日本では女性が活躍しやすい会社としてよく知られており、女性管理職比率は高い数値をキープしている。男女ともに活躍できる風土は、どのようにしてできたのか──。スタニスラブ・ベセラ社長が答えてくれた。

■女性管理職36%でも満足しない理由

【白河】P&Gジャパンでは正社員に占める女性比率が約6割、管理職に占める女性比率も約36%と、女性活躍において非常に高い数値を達成されていますね。まず、この数値についてはどう捉えていらっしゃいますか?

【ベセラ】確かに、数値だけ見れば達成と言えるかもしれません。しかし、私たちが「こうなりたい」と思っている姿にはまだ到達していないのです。目標は、役員や管理職において日本の男女人口比を鏡として映し出すこと、つまり50対50です。少しずつ進展はしていますが、まだまだ満足はしていません。

【白河】さらに高い目標を掲げられているのですね。女性の活躍やエンパワーメントはダイバーシティ推進の一環かと思いますが、御社ではどのように位置づけていますか。

【ベセラ】今おっしゃった2点は、当社にとって経営戦略そのものです。ただ、その成果を数字だけで測るのは危険だと思っています。真に重要なのは、全社員が本当に自分らしく働けているかどうか、そして最高のパフォーマンスを発揮できているかどうかです。そのため、当社ではダイバーシティではなく「ダイバーシティ&インクルージョン」の推進に力を注いでいます。

【白河】数字ではなく全員が最高のパフォーマンスを発揮することに力を入れてらっしゃる……。その点で、日本特有の課題は何でしょうか。

【ベセラ】互いを理解し生かし合う「インクルージョン」の部分ですね。これは、制度をつくっただけではうまくいきません。組織風土が大きく関わってくる問題であり、だからこそ追求し続けなければならないと思っています。


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