PRESIDENT 2020年1月31日号 掲載

■会議ではまず数字から話を進める

昔、私がやらされた会議では、最長12時間というのがありました。目的も何もあったものではなく、意見を言い合うことだけが目的で、だらだら続くんです。

こんなのはもう全く意味がありません。さすがに12時間は極端ですが、多くの会社の会議でも本論でない有象無象の意見が飛び交って時間を浪費させています。

「発言をしろ」と言っても発言しない人がいて、みんながうるさいなと煙たがるほど発言する人がいる。そういう場合、どうすればいいかというと、答えは簡単です。小さなグループ単位に分けてしまえばいいんです。その際、よく発言する人は、発言する人同士で集める。反対に発言しない人は、これも発言しない人同士でグループにする。

発言しない人を集めても意味がないのではないかと思われるかもしれませんが、やってみると大体1分ほどで、この人たちも発言していくようになるんです。発言しない人同士は、最初は心配になるほど発言しないんですよ。でもしばらくしたら、声の大きい人の障壁がなくなるから普通に発言するようになります。